安倍元首相の実弟 岸防衛相 “遺志受け継ぎ 日米同盟強化へ”
2022年7月9日 23時11分

安倍元総理大臣が亡くなったことを受けて、実の弟の岸防衛大臣はアメリカのオースティン国防長官と電話で会談し弔意を示されたのに対し、安倍氏の遺志を受け継ぎ、
引き続き日米同盟の強化に取り組む考えを伝えました。

安倍元総理大臣が男に銃で撃たれ亡くなったことを受けて、実の弟の岸防衛大臣は9日午後8時からおよそ10分間、アメリカのオースティン国防長官と電話で会談しました。

この中でオースティン長官は「みずからや国防総省の職員全員が、同盟国や友人として岸大臣や日本国民と共にある」と述べて弔意を示し、日本の役割の拡大などを通じた
日米同盟の深化や、インド太平洋地域でのパートナーシップの強化を果たした安倍氏の功績をたたえました。

これに対し岸大臣は謝意を示すとともに、「民主主義に対する冒とくであるこのような卑劣な蛮行は断じて許されない」と述べました。

そのうえで安倍氏の遺志を受け継ぎ、オースティン長官と連携し、引き続き日米同盟の強化に取り組む考えを伝えました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220709/k10013710281000.html