https://news.yahoo.co.jp/articles/77912a45187d84fe63f296459bc517e2a6d641c6

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が11日午後、安倍元総理が銃撃され死亡した事件におけるメディア報道についての記者会見を開いた。

 田中富広会長は冒頭、安倍元総理への黙祷を捧げた上で、「今回の事件の容疑者である山上徹也氏の供述内容の一部が警察によって発表され、特定宗教団体に対する恨みが動機と報じられた。この宗教団体が当法人ではないかという噂が広く流れるとともに、一部メディアでは実名入りでの報道がなされた。公式見解を発表する必要があると感じ、記者会見を開かせていただいた。当法人が知りうる限りの事実を述べさせていただく」と説明。

 捜査関係者への取材で、逮捕された山上徹也容疑者は「母親が宗教に金を払い過ぎて破産した。もともとトップを殺そうとした」と、その宗教団体に強い恨みがあったことを供述している。

 会見では記者から「(会員が)破産したことを知った上で、それでも様々な献金を求める、あるいは促す、励行するということはありえるか?」という質問が出た。
これに田中会長は「破綻されているということをこちらで知っていた立場で、さらにそこに献金を願う、あるいは要求するということはない。また、そのように指導はしていない」と答えた。(ABEMA NEWS)