https://www.sankei.com/article/20220616-4QLXNSUCWNLWHMI7RWUNRRR6PA/
英国人記者らの殺害供述か アマゾンの漁師
ブラジルのアマゾン保護問題などを取材していた英国人記者とブラジル人専門家の２人がアマゾンの奥地で５日から行方不明になっていた事件で、ブラジル連邦警察は逮捕された地元の漁師が１５日までに２人の殺害を供述したと明らかにした。同国メディアが報じた。容疑者を立ち会わせた捜索で人体の一部も見つかった。
英紙ガーディアンなどに寄稿していたフリー記者ドン・フィリップス氏（５７）と、先住民の権利擁護活動をしていたブルノ・ペレイラ氏（４１）の２人は北西部アマゾナス州のペルーとの国境に近い先住民居住地域を訪れた後、行方不明になった。
アマゾンの保護運動に携わる活動家らが違法漁師や伐採業者らに命を狙われる事件が後を絶たず、国際的にも関心を呼んでいた。
