リオ州海岸部のサンジョアン・デ・メリチ市で11日未明、帝王切開で出産中の妊婦をレイプした麻酔医が強姦現行犯として逮捕されたと11、12日付現地紙、サイトが報じた。
 この事件に対し、21年間女性警察で働くバルバラ・ロンバ警部は「前代未聞」と呆れ顔だ。このジオヴァニ・キンテラ・ベゼーラ容疑者(32)は、2017年にヴィルタ・レドンダ大学センターを卒業。10余りの公・私立病院で勤務。麻酔医に専念し始めたのは最近だ。
 同容疑者はこの日、エロネイダ・ストゥダルチ女性病院で帝王切開に立ち会っていた。だが、同容疑者が通常の量を上回る薬を使って麻酔をかけていた事や、いつも仕切りの裏で患者のそばにつきっきりだった事などを不審に思っていた看護婦らが、仕切りの裏側が映るように携帯電話をセットしておいた。
 すると、他のスタッフが帝王切開に集中している間に、仕切りのカーテンの裏で意識のない妊婦の口にペニスを差し入れ、自慰行為を行う様子が一部始終録画されたという。
 通報を受けた市警女性警察(Deam)の担当者は、分娩室にいた同容疑者を現行犯逮捕。警官の姿と「逮捕する」との声に驚いた同容疑者は、一部始終が録画されていたと知らされ、連行された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7124329ca1daffd10282ee7bb8cd6b276106f5d1