運転士が熱中症でオーバーランか大分、JR日豊線

JR九州は13日、大分県中津市の日豊線今津駅で12日午後11時25分ごろ、小倉発柳ケ浦行きの普通列車が、ホームの先端から約140メートル行き過ぎて停車するトラブルがあったと発表した。

同社によると、20代の男性運転士が熱中症になりブレーキが遅れたとみられる。乗客は3人で、けが人や今津駅での乗降客はいなかった。

運転士は意識はあり、終点の柳ケ浦駅まで運転を続けた。聞き取りに対し、小倉駅を出発後、体のだるさを感じ「ぼーっとして判断が遅れた」と説明。

昼にも別の列車に乗務しており、水分補給が不十分だったと認めた。13日朝に病院を受診し、熱中症の疑いと診断された。

https://www.daily.co.jp/society/national/2022/07/13/0015467330.shtml