【コロンボ共同】経済危機に陥っているスリランカのラジャパクサ大統領は当初予定していた13日に辞任せず、関係者によると、逃亡先の近隣国モルディブからシンガポールに向かう意向とみられる。
辞任はその後になる見通しだ。スリランカでは13日にデモ隊と治安当局の衝突で1人が死亡、70人以上がけがをするなど混乱が続いた。
モルディブでは13日、現地在住のスリランカ人を中心としたラジャパクサ氏に対する抗議デモが起きた。
同氏は大統領にとどまることで、移動や亡命に向けた手続きを円滑にする狙いがあるとみられる。 スリランカ最大都市コロンボでは13日、デモ隊が首相府を占拠した。
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