また、ベテラン議員の一人は「有力な次の代表候補がいないし、しばらく選挙もない。そんな中で代表を無理に変えるのは得策ではない」と語る。

 そして、当の泉代表本人に辞任する考えがない。参院選の前から周辺に「選挙結果がどうであれ辞めない。代表が頻繁に変わる事の方が恥ずかしいという文化が育って欲しい」と話していた。そして選挙後の幹部会では「今回の結果を重く受け止めながら、党の立て直しを図っていきたい」と続投する考えを示した。周辺には「もっと最悪な選挙結果も想定していた。野党第一党も引き続き確保できたし、厳しいけど次に向かってはプラスに考えていかないといけない」と前向きに語っている。