ロシアの「闇の傭兵部隊」が募集サイト開設
https://www.asahi.com/articles/ASQ7J01GFQ7GUHBI02P.html?ref=tw_asahi
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が、インターネットのサイトでウクライナに派遣する戦闘員を募集していたことがわかった。
ロシアの経済紙RBCが報じた。

今月9日付のRBCによると、ワグネルの募集サイトが開設されたのは今年5月ごろ。
ロシアでなくオランダで登録されたという。ワグネルのこうした募集サイトが報道されるのは極めてまれだ。
日本時間16日未明時点では閲覧できなくなっている。
 シリアでの活動を紹介するビデオが掲載され、「ワグネルはすでにウクライナで、(シリアに次いで)再び勝利している」と書いて実績を誇っていた。
 サイトには、申し込み欄に加え、ロシア各地の代表の電話番号やSNSのアカウント名を掲載している。
ウクライナ東部の親ロシア派地域の番号もあった。

 RBCの記者は志願者を装って各地の代表に電話。仕事の内容や待遇、訓練などについて聞いた。
 それによると、対象年齢は24~50歳。
契約軍人の経験があれば23歳、ウクライナでの戦闘経験があれば22歳でも可能だ。50歳超は経験による。
 契約期間は約4カ月。1週間の訓練後、ウクライナに送られる。手取りの月給は24万ルーブル(約57万円)とロシア平均の約4倍。
実績に応じて15万(約35万円)~70万ルーブル(約166万円)の賞与も支払われるという。