留置場でストロー入り覚醒剤…長さ5cm、身体検査で下半身に隠したか : 読売新聞オンライン
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福岡県警は15日、覚醒剤を隠し持っていた容疑者の身体検査を行ったにもかかわらず、見つけられなかった事案があったと明らかにした。県警留置管理課は「検査の徹底に努める」としている。
県警によると、県警は6月26日、長崎県南島原市の解体工の男(57)を覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕。同日午後3時10分頃、留置場に入れる前に警察官が身体検査をしたが何も見つからなかった。
その後、同日午後7時40分頃、男がポケットに手を入れたままだったため、警察官が手を出すよう求めたところ、覚醒剤0・09グラムが入ったストロー(長さ約5センチ)を取り出し、隠していたことを認めたという。検査時は下半身に隠していたとみられ、「所持の容疑を付けられたくなかった」と説明しているという。
県警は11日、同法違反(所持)容疑で福岡地検に追送検している。