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小泉孝太郎、男同士の友情物語が大好き『ショーシャンクの空に』

お気に入りの映画の話から、気になるあの人の心の中を少しだけのぞき見る【かけがえのない1本】シリーズ。今回は、WOWOWで放送・配信中の『連続ドラマW 松本清張 「眼の壁」』で主演を務める小泉孝太郎が登場。「かけがえのない1本」に選んだのは、『ショーシャンクの空に』(1994年)だった。
先月20日に、日本テレビ系『金曜リクエストロードショー』の第5弾として24年ぶりに地上波で放送されて話題となったほか、今月17日からは4Kデジタルリマスター版が劇場公開されるなど、初公開から28年たった現在でも、多くの人を魅了し続ける『ショーシャンクの空に』。

 原作は、スティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)」。監督は、フランク・ダラボン。主人公、アンディをアカデミー賞俳優ティム・ロビンス。その囚人仲間で親友の調達係、レッドを名優、モーガン・フリーマンが演じている。
小泉は「男同士の友情物語が大好きなんです。初めてこの映画を観たのは、高校生の時だったと思います。“なんて素晴らしい映画なんだ!”と感動して。いままで土砂降りだった、どんよりしていた天気が、一気にパーッと晴れやかになる。生きる希望が湧いてくるような、あの気持ち良さに、毎日の生活を幸せに感じたり、自分もこうありたいと思ったりします。ずっと生きる希望を持ち続け、親友を大切にし、こういうふうに年を取っていきたいと思わせてくれる映画です」と、『ショーシャンクの空に』を観たきっかけなどを語っている。

 さらに、「何度も観ましたし、もう別格です。こうやって話してると、また観たくなるし、たまに家のテレビで流していたいなと思うこともあります。見終わった後の余韻が美しい。全く不純なものが一切入ってない。なんて、美しいんだろう、と思う。心が洗われるような純粋なアンディとレッドの心に僕はひかれてるんでしょうね」と、友情に厚い一面を見せてくれた。

 奇しくも今月19日よりWOWOWで放送・配信中の『連続ドラマW 松本清張 「眼の壁」』では、主演を務める小泉と「3歳の頃からの幼なじみ」という間柄の上地雄輔との共演が実現。プライベートでも親しい間柄の二人が、親友役を演じている。「仲が良過ぎるがゆえの油断が出たらどうしよう」というのは杞憂に終わり、「お互いプロになったんだな、と実感」したそう。「本当にいい形で一緒に仕事ができて、うれしいことでしたし、何年後か、時間が経ってから、『眼の壁』で共演できた喜びをかみしめるんだと思います」と、話していた。