安倍は自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき、こっそりケンモの前から姿を消しました
ケンモの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです
安倍はケンモの心の中ではずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです
安倍が死んだときケンモは悲しみませんでしたが、退屈になるなと思いました
安倍叩きは最高にスリルのあるスレでしたから
胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、それが何なのか、 ケンモにはよくはわかりませんでした
安倍の願い通り、ケンモの心の中で安倍はいつまでも宿敵でした
そんなある日ケンモの前に一人の総理が現れました
安倍より小さくてメガネをかけた大人しそうなおじさんです
喧嘩相手の安倍がいなくなって寂しかったケンモーは、 今度はこの総理を喧嘩相手にしようと考えました
そこでケンモは、お絵かきソフトやeditを使って、その総理のクソコラやネタAAを作って嫌儲に貼り付けて馬鹿にしながら批判レスを投下しました
いつも安倍にしていたように
ケンモはしめしめと思いました
でも、その総理は安倍ではありません
総理は、目にもとまらなぬ速さで警察を行使してケンモを逮捕、起訴、死刑判決を下しました
処刑台に登る最中、本当は一般国民が権力を争って勝てるわけがないことと、
いつも安倍はケンモの悪口を知っててスルーしていたことを、そのとき始めて知ったのです
安倍の大きな優しさと友情に気づいたのです
そして安倍がいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました
かけがえのない友を無くした悲しみでした
魂が体を抜けた時、地獄では優しく微笑みケンモを待っている安倍がいました
安倍「また喧嘩ができるね」
(ヽ´ん`)「のぞむところさ、安倍ヤメロオッ!」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62ce9c30e4b0e6251b3710b1