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急死の兄フェレット…妹猫、弟フェレットと寄り添い眠る思い出写真にネット「ずっと仲良し」 飼い主、最愛の“子”を失った悲しみを語る
「ひな、フェレット!」とつぶやき、1枚の写真を投稿した「短足マンチカン ひな子(ねこ)」さん(@hinako_munchkin)。そこに写っていたのは、2匹のフェレットに挟まれて眠る猫ちゃん。とっても仲良しさんのようですね。2万超のいいねがついた話題の写真について、飼い主さんに聞きました。
写真は左からフェレットのぷくくん、短足マンチカンのひな子ちゃん、ぷくくんの弟くぅくんです。実は、副腎腫瘍で闘病中だったぷくくん。5月29日に急死しました。あと数日で5歳の誕生日を迎えるはずでした。
飼い主さんは、死後にぷくくんの思い出の写真をいくつかツイートしています。その中で注目を集めたのが、今回のぷくくんたちが寄り添って眠る写真…そんな3匹の姿に「懐かしい絵面」「ずっと仲良し」「可愛いお写真 想い出ですね」「うるうるしてます」などとぷくくんの死を悼む人たちからたくさんのコメントが寄せられています。
ぷくくんの死に直面してから1カ月が過ぎたという飼い主さん。ぷくくんとの思い出やペットとの悲しい別れなどについて、今の気持ちを聞いてみました。
闘病中だった兄フェレット 突然の死をなかなか受け入れられなかった…
――急死されたというぷくくん。死因は。
「副腎腫瘍で闘病中でしたが、死因がこれに当てはまるかは分からず。医師の診断によると、誤飲とかはなかったのですが急な嘔吐(おうと)による脱水だと言われました」
――ぷくくんの急死までの経緯を教えてください。
「急変する前夜ぬいぐるみ遊びをしていて、4時間私が睡眠をとり、朝起きたら様子がおかしかったんです。このときは、ぐったりはしてるものの、点滴をして復活してくれるはずと思っていました。朝一で病院に行きましたが入院しても亡くなる可能性の方が非常に高いと言われました。
もしそうならば、みんなと安心した場所の方がいいと思い、そのときにできる最善の治療、点滴をしてもらいましたが本当に亡くなるなんて受け入れられず、翌日の点滴の予約をして、これから通院や治療をしていくつもりでいました。おうちに帰り最後まで復活を信じていましたが、みんなと過ごしながらぷくはお空へお引越ししました」
――死後、飼い主さんは「ぷくくんとお手てをつなきながら朝を迎えた」とのこと。どんな思いで次の朝を迎えられた?
「そのときは正直まだ信じられない気持ちでしたが、これでぷくの身体と最後ならしっかりとぷくを感じていたい気持ちと、亡くなっててもぷくが感じてくれてるかもしれないなどいろいろな思いでした」
――ぷくくんの弟くぅくん。死んでしまったぷくくんを見て、どんな様子でしたか。
「くぅはぷくのお顔をなめたりしていましたが、いつもと違うとすぐに分かったようでした。ただ、寂しかったのか、最後と思ったのか寄り添うように寝ていました」
――また、ぷくくんの骨壺と対面したときのひな子ちゃんは、すごく擦り寄っていましたね。
「最初匂いをかいで確認し、数秒考えたあとでぷくと分かったような擦り寄り方でした」