高浜原発3号機が26日に送電再開 関西電力が発表 当初の予定より約2か月遅れ
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 関西電力は19日、定期検査中の高浜原発3号機について、
7月26日に送電を再開すると発表しました。

 関西電力は福井県にある高浜原発3号機について、
今年3月から定期検査を行っていましたが、
蒸気を発生させる管の4本にキズが見つかったため、
運転再開の時期を未定としていました。

 その後、キズが見つかった管に栓をして使わなくするなどの処置を終えたということで、
当初の予定より約2か月遅れの26日に送電を再開し、
8月19日には本格的に運転を再開する予定です。

 関西電力では6月、大飯原発4号機でも定期点検中に冷却水の水漏れが見つかり、
運転の再開が当初の予定より遅れていましたが、
すでに処置を終え、7月17日に送電を再開しています。

 この夏の電力需給をめぐっては、
関西エリアでも一時、電力の余力を示す「予備率」が
安定供給の最低ラインとされる3%まで落ち込むと想定されていましたが、
すでに供給の余力はかなり持ち直していて、
高浜原発3号機と大飯原発4号機の再開によって、
さらに改善する見込みです。