やまぬ安倍元首相関連のネット出品 最終演説地の「石」や揮毫の色紙も
https://www.sankei.com/article/20220719-PS5VMPDEIBFYLLQKXI6NJLXHPI/

安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件の後、安倍元首相が揮毫(きごう)したとされる色紙などが、フリマアプリなどで今も数多く取引されている。事件現場となった近鉄・大和西大寺駅前の「石」と称したものまで出品・落札されており、SNS上では批判の声が上がっている。

フリマアプリ「メルカリ」には、大和西大寺駅近くの事件現場で採取したとされる石が2300円で出品され、すでに落札されていた。出品者の説明には「ガードレールで囲まれた、正に演説した場所で採取しました」(原文ママ)と記され、現場周辺の写真も添付されていた。

メルカリにはほかにも、安倍元首相の揮毫とされる「桃李自芳」「不動心」などと書かれた色紙が事件後、2~5万円で30点以上も出品されており、中には52万8千円で出品しているケースもあった。色紙の大半は直筆ではなく印刷物で、数点はすでに落札されていた。