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■「6人のマリア」−− 文鮮明がなぜ人妻を次々と “セックス伝道” したのか。その理由は、朴氏の著書によれば文の説く独特なキリスト教観にあるという。
〈最初の人類であるアダムとエバのうちのエバが、サタンとセックスをしたために、人類は悪魔の血を引くことになった。そこで神は、第2のアダムとしてキリストを地上に遣わした。キリストの使命は、サタンに奪われたエバを取り戻すために、母であるマリアを含めた6人の人妻とセックスを行い、その血を清めることにあった(これを “復帰” という)。
しかしキリストはこれに失敗、ついに一人の人妻との “復帰” も達成できずにこの世を去った。そこで、第3のアダムとして神は文鮮明を地上に送り出した。文には、6人の人妻、すなわち「6人のマリア」の血を、3回のセックスによって清めなければならない使命があり、また人類は、そうして清められ、神の側に立ち返ったマリアとのリレー式セックスによって、はじめて救われる〉−−というのが、朴氏に説いた文の、“原理” だったのである。