「踏切上がるスピード遅い」と非常ボタン JR西の業務妨害容疑で男を逮捕
電車を止める必要がないのにJRの踏切にある非常停止ボタンを押したとして、大阪府警鶴見署は21日、威力業務妨害の疑いで、大阪市城東区のアルバイト、辻謹嗣(きんじ)容疑者(60)を逮捕した。「踏切が上がるスピードが遅く、ボタンを押したらJRが改善してくれると思った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は14日午後2時35分ごろ、大阪市鶴見区今津南にあるJR放出(はなてん)駅近くの踏切で、非常停止ボタンを押し、JR西日本の業務を妨害したとしている。
同署によると、ボタンが押されたことで周辺の電車3本が遅れ、約550人に影響した。JR西が同署に申告し、防犯カメラの映像などから辻容疑者が浮上した。この踏切では6月以降、同様にボタンを押されるケースが数回起きており、同署が関連を調べる。
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