過剰自粛に自ら「待った」 見えた「平成皇室」の萌芽 1988(昭和63)年 昭和天皇ご容体急変

記事より抜粋

上皇さまが昭和天皇の闘病中、「自粛の行き過ぎは陛下のお心にかなうものではない」と皇太子として発言したことは記憶されていてよさそうだ。
生前退位の意思を示した16年の「おことば」には〈天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます〉(宮内庁サイト)の一文がある。

本誌1989年1月29日号は、新天皇が即位後の第一声で国民を「皆さん」と呼んだことを〈ちょっぴり新味を感じさせた〉と書いている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/049459389474451b98033f635fb15bc561541109?page=2