福島原発事故の「処理水」、海洋放出を正式認可 漁業者は懸念


日本で記録的な暑さの初夏となり、その後も冷房需要が高まっている。岸田文雄首相は、より多くの原子力発電所を迅速に再稼働させる必要があると述べている。

しかし、福島第一原発事故から11年たった現在も、日本では原発再稼働の推進に対する反対は大きい。

福島第一原発では、処理された冷却水が大量にたまっており、そのうち100万トン以上を太平洋に放出する準備が進められている。

原子力規制委員会は22日、安全性に問題はないとして、東京電力の放出計画を正式に認可した。 

これに先立ち、BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員が、福島原発を再び取材。冷却水の放出に強く反対している地元の漁業関係者らに話を聞いた。
https://www.bbc.com/japanese/video-62075990