暑い暑い熊谷市でエアコンのサブスク、募集枠の2倍超す申し込み…月1800~1900円(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/515192c93f62334e279af1fcafd8dc19f2f84dda

熱中症対策で熊谷市が6月に始めたエアコンの定額制(サブスクリプション)サービスに、175台の募集枠の2倍を超す444台の申し込みがあったことがわかった。応募の7割が65歳以上の高齢者がいる世帯で、審査の結果、市は用意したエアコンすべてを高齢者世帯に割り当てた。

サービスは5年契約。パナソニック製のエアコンが月額1800円(6畳用)か1900円(10畳用)で使える。電気代は利用者負担だが、本体の購入や設置費が要らない。市は4月25日~5月17日、65歳以上の高齢者か18歳以下の子どもがいる世帯を対象に申し込みを受け付けたが、応募全体の7割にあたる308件が高齢者の世帯だった。

このサービスで今月10日にエアコンを取り付けた女性(83)は「年々暑くなる熊谷の夏を乗り越えたい」とほっとした様子で話す。これまでは9畳ほどの居室で6畳用のものを使っており、「少しくらい暑くても我慢していた」と言う。

市は「高齢者のニーズが高いとわかった。今後も何らかの形でエアコンの普及を後押しできれば」(環境政策課)としている。