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――膣内の弾力性が良くなると、どうなるのでしょうか。

膣内の弾力性の低下には膣の萎縮が関わってくるのですが、そうなると当然ながら性行時に男性器を受け入れにくくなり、性行為が痛くてできない=性交痛が引き起こります。弾力性が高まれば痛みは改善されるでしょう。

――どういう仕組みで改善されるのでしょうか。

皮下組織や筋層に超音波が照射され、約1週間ほどで膣内のコラーゲンの変性を促します。さらに3週間ほどで自己のコラーゲンを形成し始め、膣内の引き締まりや弾力性が増強し潤いを取り戻します。その効果は約半年から1年ほど持続します。

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――なぜ感度が上がるのでしょう。

それは先ほど説明した弾力性が良くなることと通じます。施術前後に膣内に指を入れるとより実感するのですけど、施術後の方が膣内の感触がフワフワしていて、明らかに施術前よりも膣内が狭くなったような感触がします。まるで、ヘタったクッションに綿を詰めてフワフワ感が増したような。膣内がフワフワになると、男性器が膣内の性感帯に当たりやすくなり、それで感度が増すのでしょう。

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――施術を受ける年齢層は?

30代~50代の経産婦の方が中心ですが、20代で「感度を上げたい!」という方や、「彼から“緩い”と心無い言葉を言われて傷ついた」という20~30代の方もいたりと様々です。

アンチエイジングで膣の“不快”がなくなれば、締まりも感度も上がって“快”が増えます。膣の潤いは心の潤いですから(笑)、「ウルトラヴェラ」をより多くの方に知っていただきたいですね。