https://news.yahoo.co.jp/articles/0f20ecf4588983e98c63fba6c00cad0e2e32d1bc

 安倍元首相銃撃・死亡事件を受け、旧統一教会と政治家との関わりが次々と明らかになっています。教団と自民党幹部の関係性が指摘される中、「日本維新の会」の馬場伸幸・共同代表や藤田文武幹事長らも、過去に関連団体のイベントに参加していたことがわかりました。

 「藤田幹事長が調査をしている最中ですから、党として公表して回答すると…」。25日、旧統一教会と政治家との関係について語った「日本維新の会」の吉村洋文副代表。調査の取りまとめを行っている、藤田幹事長も旧統一教会系の関連団体が主催するパーティーに出席していたことがわかりました。

 安倍元首相が選挙演説中に銃撃され死亡した事件をきっかけに教団と政治家との関わりが次々と明らかになっています。

 教団との関係は、野党議員でも。日本維新の会の高木佳保里議員は事務所のツイッターで今年4月、旧統一教会系とされるNGO団体「世界平和女性連合」の記念式典に参加したと報告していました。

 高木議員の事務所関係者によりますと、このツイートは事実であると認めたうえで、この式典の他にクリスマスパーティーにも参加していたということです。

 また、藤田幹事長によりますと自身や馬場共同代表も高木議員が参加した団体のクリスマスパーティーにこれまでに複数回、参加していたということです。

 藤田幹事長は「この団体の創始者が誰かは知らなかった。自らを『国連のNGO』と名乗っていて、パーティーに宗教色はなく、寄付を受けたり、組織的な選挙支援を依頼したりしたことはない」と話しています。

 今回の件を受け、「日本維新の会」は-。
「旧統一教会と関連団体との関係性について調査を実施中で、実態を把握したうえで党としてのスタンスを決定する」

 連日、表面化している教団と政治家たちとの関わり。全てが明らかになる日は一体、いつになるのでしょうか?