Steam開発者が「ゲームがアルゼンチンから大量に不正購入されている」と報告。被害防止優先か現地尊重か、販売者が悩むジレンマ
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220725-211619/

ゲーム開発グループNumericGazerは、同グループがSteamで販売するセクシーゲーム『Hero’s Journey』について、
一部国からの不正購入被害に遭っていることを明らかにした。
同グループだけでなく、さまざまな人々が、こうした不正購入被害の対策に悩んでいるようである。

きっかけとなったのは、NumericGazerによる被害報告だ。
同グループは7月25日に、自身のTwitterアカウントにて、
『Hero’s Journey』がアルゼンチンおよびトルコからの不正購入に苦しめられていると報告した。

Steamでは作品価格設定において、米ドルなどの項目に価格を入れると、
ほかの国の価格にも自動的に変換してくれる機能が存在。地域の経済を加味して、
自動で価格を調整してくれるサービスだ。その機能を使った場合、たとえば10ドル(約1360円)のゲームも、
アルゼンチンとトルコでは1ドル相当で販売される。

そしてこの販売価格が悪用され被害にあっていると、NumericGazerは報告している。
ゲームを安く購入するために居住国を偽装しているユーザーがいると、伝えているのだ。