万葉線に七夕飾り 高岡 ひかり幼稚園児が願い
高岡市で八月一日に始まる「高岡七夕まつり」に向け、高岡、射水両市を結ぶ路面電車「万葉線」は二十六日、
同市荻布の本社で、同市のひかり幼稚園の五歳児二十八人に七夕の飾り付けをしてもらった。
園児は高岡駅から路面電車に乗って本社を訪問。
「かめんらいだーになれますように」や「おわらいげいにんになりたいです」などと願い事や夢を書いた短冊を竹に取り付けた。
新型コロナウイルス感染の終息を願う幼稚園職員の短冊もあった。
子どもたちは、七夕飾りの前で七夕の歌「たなばたさま」を合唱したほか、じょうろで水をまき、打ち水の涼しさも体感した。
市マスコットキャラクター「利長くん」がひこ星役、同幼稚園の職員が織り姫役で参加し、場を盛り上げた。
終わりに代表の園児四人が「七夕飾りはとてもきれいで、みんなの願いがかなうといいな。
みんなで乗った万葉線は楽しかったです」と感謝の言葉を述べた。
七夕飾りはまつり最終日の八月七日まで飾る。
二十九日~八月五日には同園の園児が願い事を書いた短冊を車内に飾った七夕電車も運行する。(武田寛史)
https://www.chunichi.co.jp/article/515273