架空の投資話を持ち掛けられ、山形県内の男性がおよそ6699万円をだまし取られる被害にあいました。
また未納料金を請求された男性が3300万円以上の被害にあったこともわかりました。

警察によりますと、被害にあったのは置賜地方に住む40代の男性です。
男性は去年4月ごろマッチングアプリで知り合った外国人女性を名乗る人物などに、合わせて18回にわたっておよそ6699万円の暗号資産を指定された取引所に送ったということです。
犯人らは、「一緒に努力してお金をたくさん稼ごう。生活が楽になります。」などと、
無料通信アプリでメッセージを送り、暗号資産への投資を勧めていたということです。

また、先月4日、山形市に住む60代の男性の携帯電話に未納料金に関するショートメールが届き、男性が電話をしたところ、「インターネットの利用料金の支払いが必要」などと告げられ、およそ10万円を指定された口座に振り込んだということです。

男性にはその後も
「インターネットのアカウントが悪用され被害が出ている」
「口座が凍結されるので、安全な口座にお金を移した方がよい」などと電話があり、
男性は言われるがまま、およそ70回にわたり現金を振り込み、合わせて3364万円をだまし取られました。

警察は、SNSで知り合った面識のない人から現金の要求があった場合や、未納料金があると現金などを請求してきた場合は、詐欺の可能性が非常に高いとして注意を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38608df9b57322b896b6d575efbaec1f9c351922