Metaが公開した財務データによると、2022年度第2四半期(2022年4月~6月)における売上高は288億2,200万ドル(約3兆8,761億円)となり、前年同期比で約1%減少しました。2012年の上場以来初の四半期ベースでの減収となりました。

また研究開発費や一般管理費が増加して経費が前年同期比で約22%増となった結果、当期純利益は前年同期比36%減の約66億8,700万ドル(約8,993億円)となりました

Reutersは、J.P.Morganのアナリストのコメントとして、Appleが2021年に導入したプライバシー保護機能「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」やTikTokとの競争が、Metaの業績に影響を与えた模様だと報じています。

iPhoneユーザーがFacebook等のアプリからのトラッキング要求を拒否することで、Meta等はユーザーの動向の追跡ができず、ユーザーの趣向に合わせた広告を表示することが困難になります。

Metaは2022年2月、2022年の業績予想において、AppleのiOSが決算に悪影響を与える要因になると言及していました。

https://iphone-mania.jp/news-472465/