「もう一度言う。禁止されているのには意味がある」。ウクライナ南部ミコライウ州のキム知事が28日、SNSにやるせなさをつづったのは、同州の海岸で起きた事故が原因だ。この日、同州が遊泳禁止区域としている海で泳いだ2人が機雷の犠牲になったという。

ニュースメディア「ウクライナ・プラウダ」によると、隣のオデーサ州でも6月末、遊泳中に1人が水中で爆発した機雷に巻き込まれて死亡。機雷が流れてこないようネットが張られる措置があったが、事故を防げなかった模様だ。

オデーサ州はこれを受け、7月5日に遊泳禁止措置をとった。しかし、15日にはこれを無視して遊泳しようとした男性1人が再び犠牲になっていた。

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