統一教会が作ったアニメ『サタンの誘惑』がブッ飛びすぎて超ヤバい! 悪魔のキャラ設定がおもしろすぎる(カルト映画レビュー

例えば、ストーリーはこんな具合だ。「第1話 酒・たばこ編」では、友人に酒を飲みに誘われた祝福二世を眺めながらサタンは言う。

「酒とタバコは俺たちの活力源だ」

 酒とタバコに溺れる人は、サタンを呼び寄せるのである。しかも、酒とタバコを介して体内に悪霊を送り込む事ができる。居酒屋で祝福二世を狙うサタン。
人類の堕落を狙っているのに活動範囲に、ご近所感が漂う。しかし、よく見ると祝福二世は酒ではなくウーロン茶を飲んでいたため、サタンは悪霊を送り込む事ができない。
止むを得ず友人を操って祝福二世に酒を飲ませようとするが、霊の存在に気づいた祝福二世は、なんと友人を置いて帰ってしまう。失敗したサタンは悪霊が集まる酒場で反省会を行うのだった……。

 続いて「第2話 カラオケ編」では、別の祝福二世を堕落人間(過去に不倫と言う堕落した行為をした悪霊)が狙う。
茶髪にノースリーブ、ミニスカートでゴテゴテネイル、しかもナイトクラブに出入りしている祝福二世の心の隙間に付け込んで堕落させようという作戦を実行するのだが、カラオケに行った祝福二世たちは神を否定する歌を歌わない(相変わらずご近所感あふれる場所で堕落作戦を実行するのだなあ)。
なんと彼らは、原罪のない祝福二世の集団だったのだ。彼らは未来のただひとりのパートナーしか認めず、不純な行為は絶対にしない。祝福二世の先祖の霊=祝福二世により解怨された絶対善霊の助けもあり、また失敗する。

https://tocana.jp/2019/03/post_86575_entry_2.html/amp