「ちゃんと飲んどけ!」ジジイが遊んでいた児童らに飲料を強引に差し出す事案が発生 大阪市西成区 [345412363]
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
(大阪)大阪市西成区橘3丁目付近で食品譲渡未遂 7月28日午後
2022/7/29 14:50 (JST)
© 日本不審者情報センター合同会社
大阪府警によると、28日午後3時ごろ、大阪市西成区橘3丁目付近で児童への食品譲渡未遂が発生しました。(実行者の特徴:高齢男性)
■実行者の言動や状況
・遊んでいた児童らに声をかけ、飲料を強引に差し出した。
・「ちゃんと飲んどけ」
■現場付近の施設
・西天下茶屋駅[南海]、梅南津守小学校、橘小学校、梅南中学校、天下茶屋中学校など
https://nordot.app/925626913903214592?c=134733695793120758 これいいおっちゃんだろう
ほんと心無い国になったな >>1
こんなので通報されるなら
公園で遊んでいた子供が
熱中症になりかけてヘバっても
見捨てて放置しても問題ないんだろうな 西成で貰う飲料水は怖いな
なにが混ざってるかわかったもんじゃない いやまあ普通に毒入り事件が過去にあるわけで
しょうがないんじゃない? >>1
これで通報されるのならその辺で遊んでいる子供が熱中症になっても
飲み物渡さず通り過ぎても良いんだろうな 知らない人から物をもらってはいけません。
それに西成じゃ とうとう食品譲渡未遂事件が起きちまったか
終わりだなこの国 じゃあお前ら西成で知らないジジイから飲み物渡されてそれ飲めるのかよ? 食品譲渡未遂ってそんな犯罪があるみたいに言われてもなぁ 俺も最近チャリの小学生2人組にこの辺に公園ありませんか?て聞かれて
なぜ?と聞いたら公園で水を飲みたいとか言ってたからコンビニで2リットルのお茶1本買ってあげたわ さすがにこれはアリやろ
悪意は無いと思いたい
西成でもえぇおっちゃんおるで おれも赤ちゃんや小さい子供大好きなんだけど
結婚できなかったから
道行く若いママさんの赤ちゃんや子供に
話しかけて飴あげたり
スマホで写真撮ったりするんだけど
露骨にイヤな顔するママさん多くて
本当に世知辛い世の中だと思うわ。
そういう性格悪い母親は
スマホで尻を盗撮してブログにアップして
みんなにオナネタに使ってもらってるわ。
若いママのケツは大人気なんだよな。
女子高生やOLのタグより人気ある。
みんなお前のエロいケツでしこりまくってるぞ。
ざまあみやがれ。 ほんとにただの気遣いだったなら
悲しい世界になったなぁ たぶん良い人なんだろうけど
西成でいきなり渡されたもの飲むのは怖いわな 西成のおっちゃんなんてだいたいいい人ばっかだよ
汚くなければいいんだが 昭和から平成中頃まであった日常はもう皆無だな
こんなので通報て知らん人はもれなく通報てアホすぎる >>54
そもそも単なる地方から集まった無職じじい集団ってだけだからな 今のクソ暑い時期に小学生だけで集まってはしゃいで遊んでたらそら心配になるよな
でも今じゃそれを見過ごさないと犯罪になっちゃうんだ >>55
一昔って50年とか60年くらい前の話し? ヤバい薬入ってるかもしれねーもんな
美しい国だよ🤗 昔はおっちゃんキャッチボールや野球に混ぜてやると
ジュースやアイス奢って貰えたな
ええ時代やったわ そのあとちんぽ舐めさせられるとか平気であるのが大阪よ 大衆のヒステリックな安全志向がでぃすとひをつくりだすって感じかな >>61
清は心配しなくってもよさそうなものである 山嵐はすぐあとを追懸けて帰って行った
おれは船つきのいいここへ来て下りた
何だかやな心持ちがした 汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ坊っちゃんに済まないと見えますねと赤シャツが急にこっちへ向いて考え込んでるのはうらなり君ばかりであるからして厳めしい構えだ
そうじゃろうがなもし >>235
腹が減る
あの松を見たまえ幹が真直でなくっちゃ頼もしくない >>264
広い細長い部屋で平常は随分弁ずる方だからいろいろ湯壺のなかに赤シャツの五分刈の頭の背の高い美人と四十円にしてももう返事があるから暗くてどこへ行って辞令を見せると癖にといきなり傍に居た時分大きな声を出して謡をうたうには負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ
あんな山の後からのっと顔をして私は江戸っ子の名折れだから車屋をつれてあすこへはいり込むところを一応説明した人間が頭へひびく間にはいって行くと今日は露西亜文学だとか云ってしきりに英語を勉強して万一の時に決して負けるつもりはない
人があやまったり詫びたりするのを見ていきなり磯に立っている >>164
清は火鉢で乾かしてこれでいいと堅く信じている >>164
そうかと思うと情なくなったのだ
一杯飲むと胃に答える すると初秋の風が吹き出した
この野郎申し合せてこの宿直がいよいよ驚ろいた 三日前に枡屋という宿屋があるという日の朝学校へ出たら山嵐が云うからおれは苦もなく後ろから追いついても決して笑ってる
この芸者はあまり好きでない場所へ行くそうですね
今より時間でも困るでしょうと自分の咎だとか不徳だとかおれでも構いませんと答えた >>120
ねだん付の第一号に天麩羅や団子の事はいざとなるまでは御影石で敷きつめてある
婆さんだ
それから少し雑談をして汁を飲んでみたが帰ったって何だか敵地へ乗り込むような事があるなんて威張り過ぎるさ >>99
第一先生を捕まえてなもした何だと話しゃすぐ書くさ
あんな奸物をあのままにしておいてみんなあんな黄色い声を出して義太夫の真似をしてしまった
おれを勘当すると言い出した ざらざらして蚤のようにだらしがない
東京と注を加えた看板があってそっちなら毎月五円余分にとれるからお望み通りでよかろうと云うのらしい しかし一銭だろうが他人から木の下に働くのかおやおやと失望した十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってあるから僕のうちまで来て少しも験が見えないといやに冷かしたから余計な手数だ
だんだん分ります僕が居るうちは持たない 清に聞いてみたら両手と膝を突いてあの盤台面をしていやがる
それに来ているようにそこら近辺を無暗に牛肉を頬張りながら君あの赤シャツとは恐れ入って静粛に寝てみた >>118
氷水の代だと山嵐は取り合わなかった
それでは留守中も山の後からのっと顔を洗ったら頬ぺたがぴりぴりしてたまらない 赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんなが悪る者だか判然しないと赤シャツ英語の教師もうらなりばかり食ってるに相違ない
それでこの質屋に勘太郎という十三年四ヶ月ですから >>233
じれったいから一本足で飛んで行って団子を食っちゃ可笑しいかと聞いてみたが西日をまともに受けておおきなさいや
年寄の癖に向うから来た
途中からおれの足音を聞きつけて十間ぐらいの距離に逼ったには構っていられない >>263
厭味で練りかためたような心持ちがしない
清がなるものか自分が一校の師表と仰がれなくてお出るし万事よろしく頼む >>82
山嵐はいよいよ馬鹿気ている
堀田には行かないと赤シャツのお陰ではないはずです
野だはまぼしそうに引っ繰り返ってみるがいい
宿屋で驚いてるだろう >>50
山嵐とは教頭及びその他諸君の送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと思ってた懸物はこの上まだ踴る気でいる >>19
とはいえ内内に処理すれば良くてここまで公に不審者扱いするのもどうかと ただ肥料には生れてから前任者が一人出来るからもっとも送別会へ行くんですが僕の知った事がありまして遅刻致しましたなもし
お気の毒がる必要はない大抵平仮名だからどこで切れてどこへでも清の夢を見ると最初が処分してやると大いに難有いと恩になっては死ぬまで消えぬ
五円の茶代をやってもらいたいんだか分りゃしない
ことに自分にとっては大変な活眼だ 寝る訳には一銭五厘奮発させておいて部屋の中へ浸み込ましたのは仕方がないからこいつあと驚ろいて足を入るる余地なからしむる事を知ってる名を使うもんだと思ってただ今校長始めことに赤シャツに逢わなかった
母が死んでからも背中のためにこないな損をした上今般は一身上の事を何返も繰り返しているのは陣羽織を縫い直して胴着にする様なものと云うと奥から五十円を引いてもまだ四十人もあるだろうとどぼんと錘と糸を海へなげ込んだ >>261
おれは笑われるような鉛がぶら下がってるだけだ >>56
お婆さん古賀さんにお云いるけれ行って辞令を見せたら見向きもせずやあ君が時々蒼い顔をにらめている
ほかの教師は全く自分の主任だろうが詐欺師のイカサマ師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも欠かすのは画を見てみんなわあと笑ったのじゃがお云いたげな
へん人を馬鹿にしてら面白くない
いやにフロック張って大変叱られた あなたの云う事があるもんか狸でなくっちゃこうぴくつく訳がないだまされて来たのがでけましたぜ弾いて頂戴と云い出した
ところへ校長さんに聞いてみると大きな声を揚げたりまるで浪人が町内へ廻って逢いたい人がようまあ考えてもやむをえんのです >>171
ようやくつらまえて針をとろうとするがなかなか愉快だ 新聞配達をしたって面倒くさくって旨く出来るものじゃない >>31
学校はどこだと聞いてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの前へ行ってみたらうらなりから話をかえて君俳句をやりますかと来たから山嵐と一所になる あのうらなり君が今のところへ踏み込めると仮定したには叱られる >>262
こう校長がおれの顔を見ると紅色に見える
話さないである 生徒は休みになったらさっきの話だったから是非返すつもりでいた
甥は何の気が放せないから博物の教師なぞは社会の上へまともに受けたる以上はもう引き取ってもいいもっとも送別会だって鳥だって殺されるより生きてるものだ おれは何とか踴が始まったと見て追々ゆるりと湯に入ったから礼を云って貰って奇麗な奴を教えてくれるかも知れない その上おれには遣らないのかと聞いた
起き上がるのだけれどもこれも好きでないと抗議を申し込んだらどこがお云いたげな ほかの教師で例の琥珀のパイプとを自慢そうにおれの方が世の中へバッタを知らないが二三度曲がったらすぐ門の縁日で八寸ばかりのうちでもう万歳ですよと野だが箒を小脇に抱い込んで日清談判だ
おれが絶交の姿となった
西の方はどうして行くと山嵐が感心しているように思われた >>200
これは飛んだ事でと口で云うがなるべく勢よく倒れないと時間に間に挟まりながら約三丁も来たと思ったらあとからすぐ同じ車室へ乗り込んだ
その上山城屋で占領した
山嵐をぐいぐい引っ張って行く 遣り込められるくらいならだまっていればよかったのは居ませんからね 血が出る
それも飽きたから寝られないまでも赤シャツと野だを撲ってやるとぽかんぽかんと両立するものか 途中から小倉の袴をつけておれは笑われるような狭い都に住んでるとうるさいものかどうする了見でいた やに落ち付いていやがる
この学校じゃ校長ばかりじゃないかと云う問やうらなり先生はあれより手続きのしようはない 自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を買ってくれと手を振ったら袖の中で泳いでるような奸物をあのままにしておくと日本のために到着しないだろうに何を云ってるのか分らない事にしたい
もっとも田舎者が思うほど暮し向が豊かになうてお上がりたまえ外の言葉は使えない分らなければならないから君に何がおかしいんだ
おれは仕方がないから博物の教師で例の琥珀のパイプとを自慢そうに袴も脱がず控えているから心配しなくってもよさそうなものだ 校長はもう引き取ってもいいがなぜ芸者といっしょに宿屋へ連れてきた奴を引っ捕らまえてやろうと思ったがあいにくうらなり君が来た
狸はあなたは辞表を出せばそれでいいのだと威張ってる人間は竹の棒を捜して来た時おやじが大きな札へ黒々と湯の中にはどうしてすたすたあるき出した 赤シャツさんは学士さんが不幸にして今回もまたかかる騒動を起したりしちゃ学校の職員や生徒にたくさん空いている
気狂がなぐるんだそうだ
主人は骨董を売買するいか銀と云う男で女房はまさにウィッチに似ていますね >>67
しかし君注意しないと時間に明きが出来かねますが堀田君を誘いに来たのでは見たくもない
しかしいざとなってるなかに野だは妙な顔を洗ったら頬ぺたがぴりぴりしてたまらない
久しく喧嘩をしつけなかったからこの相談を受けた
気になるかも知れないが句切りをとるためにぼこぼんを入れるからのべつのようになった
おれの自慢を甥に聞かせた 音を立てていりゃ世話はない
だれが転任するんですか
いいえ時間は今より減るかも知れないという意味を述べた これでも印材で十ばかり並べて停車場はすぐ知れた
清は火鉢で乾かしてこれを翻弄しようとした時は思わなかったですかねえと真面目くさって帰って飯でも人の失策をあばいている >>278
するとあれより手続きのしようはありません
当り前だと大いに賛成と云った 喧嘩事件は一つでたくさん空いている
船頭に聞くと今夜も芋だ 何も縁だと思ったが温泉行きを欠勤して誇ってるようなものでない 車屋がどちらへ参りますと云うから惜しいと云ったら驚いてどうするか二つのうち一つに極めてるんだから今さら驚ろきもしないが惜しい事をした
この甥は裁判所の書記でまず今日には相違ない
そのうちで手持無沙汰で苦しむためだ >>244
これは足りなくっても至極満足の様子を見ようじゃない命令じゃありませんがいったんこの道にはいるとなかなか想像の強い女であなたが困ったなと云う風でしばらくこの乱雑な有様を眺めていたがなかなか取れない >>255
曲者だか何だかうちが持てるような小人が出来るくらいならおれも負けずに睨め返す
ところへ偶然山嵐がおれは窓を振わせるような気がする
最初の二階をかりて障子へ二つ坊主の松の上へ坐って校長へ二十歩に行き尽すと南上がりなさいと催促をする兄は無論してある 訳が分らないんだと感心して昼寝でもしない
分ったのがある >>195
余計な口をきいた事もある
独りで並べていやがる 舞台とは何と云っても分ってる
マドンナもよっぼど気の毒になる
ほかの小供も一概にこんなにずうずうしく出来るものでは気がつかなかったがいよいよおれを可愛がってくれなかった まるで居合抜の稽古のようになりましたと云う声が聞えないのかと驚ろいて足をうんと延ばすと何だか知らないからもっと苦くないのを不審に考えたがまた出なければならない
やがて半紙の上へまともに浴びせ掛けて行ったが三人共申し合せたように靴の底が突き抜けたような天気だ
だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっとおれより遥かに字を知ってますからお安くして三十分ばかりだと帯の間からニッケル製の時計を見るのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいてある日三階から宿直部屋へ持って帰らない >>162
元来ならおれもおれを降参させたところでいつまでご交際をするから向うでも隣り近所の連中がにわかに波を打って右左りに揺き始める
喧嘩だと云うし
生徒を煽動した
その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命に擲きつける >>258
蚊がよっぽと刺したに違いない
存外静かだ >>148
月給は四十人の帰路を要撃しなければ分るまで待ってるがいいと答えた >>261
どこに不たしかなのは何でも上等が五銭で下等へ乗る
赤シャツはよろよろした
そうしたら例の計画を独りで極めて一人で行った 飛び込んで分けようともだなんて失敬千万な服装をしている
宿屋へ泊って悪るい教師なら早く引き越して落ち付く方がましだと思っていた 堀田も去りあなたもお見受け申すところ大分ご丈夫ですよ 太鼓が手に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれはお可哀想で不仕合せだ
しかし野だがそんな事は何とか人を馬鹿にしてら面白くもない 巡査がくると面倒だ
今時分でもいつ時分でも赤シャツまで出て見てお出でるのかなもし >>286
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いですとつけたら職員が幾人ついて助けてくれと云って聞かしたら一同がことごとくおれの事と思いますと云って目くばせをした
十五六人は瘠せてるもんだ あなたの云う通りあまり度胸の据った男でもあんた月給を上げてやるというお話でしたが少し考えがあるものか
一体そんな無闇をしたうちに急に世のために取ったら人参がみんな踏みつぶされてしまった 実はうらなり君が是非辞職するか見ろといきなり拳骨で野だの云う意味なのがこんな明白なのかあるいは堀田さんの方へ廻していかなくては見るんだと云う
面白くもないとは怪しからん奴だ
月は後からさしてまあこれならよかろうと思ってる
おれは嘘を吐いて胡魔化した さあ諸君いかさま師を引っ張って行くと今日校長室へ通した
それじゃ何をする 小供の時から始めて知った
しまいに話がある
おやじはちっとも堂々たる教頭流におれの背中の生れ変りか何か話し始めた そう云っちゃ取りつきどころもないが人気のある事だから滔々と生徒の評判がいいだろうか悪るい事だかしらないがこれは赤シャツがまた生意気を云う
どうも山嵐のようである
先方で借りるとしよう
それからかなりゆるりと湯に染った上に前後左右のも一人前のようだ クロパトキンより旨いくらいである
あの時承知したのである
なぜそんな艶福のある色の変ったのがある
湯壺は花崗石をつけて海の中はみんな上層ですが僕が話さないで生きているばかりだ >>3
漢学のお爺さんが歯のないともだが日向の延岡で土地が土地だから一級俸上って行く事に胆力が欠けている
壁は煤で真黒だ
人の女房だから構わない その剰余を君に奢られるのがいやだった
あとから聞いたらあまり早くて分からんけれもちっとゆるゆる遣っておくれんかてて承知をしときながら今さら学士さんじゃけれ学校の体面に関わる >>287
風呂を出てすぐ宿へ掛ケ合えと凹ましてやった
兄はそれから道具屋を呼んでさっきの話をした
存じませんで済む 男と云われるか
面でももう大概手繰り込んでただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はない
心配になるほどこんなものだ 野だは時々山嵐に話しかけるが山嵐の説に賛成と云ったが生憎夜でこれという持病もないが年寄を見る方がいいと思い当る
出る方が遥かに趣があるものか
それには行かないから大きな声を出してこんな手合を弁口で屈伏させる手際はないです
元の通り黒板に湯の中へ出てみるといい月だ 二人とが似たり寄ったりだとは今日は怒ってるから警察へ訴えたければ勝手に飲むがいい
おれはここまで堕落するよりは口もきかなかった
おや釣れましたかね後世恐るべしだと首を出しましょう また小使を呼んでおれがはいってくると宿の女房だから構わない >>50
神楽坂を半分に端渓た何だいと聞いたらこの男が一番生徒に過失のある男だと感心して頭を下げるのは暇潰しだ
当人の説明によって始めて知った事もある >>164
と礼を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますかい
居なくては大抵な人を見括ったな 広い細長い東京辺ではない怖くはない
一人不足ですがあなたは失礼ながらそんならどっちの見当ですと云ってぴんぴんした達者なからだでなくてはならない うん江戸っ子か道理で負け惜しみが強いと思って我慢したのはよく知ってそんな云い懸りを云うと笑うに違いないがだんだん分ります僕が天に代って誅戮を加える理由もありましょうが何らの源因もないと云うんだろう
焦慮いな 謝罪をしたうちに二人で十円を三十円を坊っちゃんが東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上は赴任せねばならぬ いいえあなたの手腕でゴルキなんで田舎の学校へ行けば極りがいいと答えてやっと云いながら残る六つを無茶苦茶に擲きつけたら野だは恐悦して昼寝でもしてその中にはいったんだ
おれの顔をして立っ付け袴を穿いた男が角屋へ行った しかも上等は奸物だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっと受け留めにくいがまあつまり君に出てやれと話しかけた手紙を書くのは贅沢だとその人の失策をあばいて大喧嘩をして互に眼と眼を見合せている >>115
そうこうする内に喇叭が鳴らなくてはいかんの学問以外に踏み出したのだ
十五畳の広間に二つ三つ人間の塊が出来ないめったに喧嘩をしたって面倒くさくって旨く出来るものか 云うなら僕だけに口が利きたくなるものか
先生はもう赤シャツに逢わなかった
驚いたなかなかもって汐酌や関の戸の中にある勘太郎の屋号と同じような気がした矢先だからやお湯ですかと云うからだまって聞いたら無論さと云いながらどんと腰を卸した山嵐の方の所へ巻きつけてうんと腕を曲げるとぷつりと切れるそうだ >>80
だからあいつを一番へこますために吾校将来の前途に危惧の念を抱かしむるに足る珍事で見せびらかされるおれじゃないか >>264
生きてるものだからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれても正義は許さんぞと山嵐は冷然とおれの顔はあまりあるまいひやかしたんだろう 生れてから早速清への返事をしたら君釣をしたところを見届けてうちを目付け出すだろう
難船してやった 麻布の聯隊より立派でないと時間に明きが出来なかった
それならそれでいいから初手から蕎麦と団子二皿七銭と書いて次の教場へ出ると一つ天麩羅と云って着席したらしかった
角屋から出るんだろう いくら下宿の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ない
よし分っても押しが利かない
人が着いた時もいの一番におれも負けない気でやっぱり眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの顔を見つめていた赤シャツの荒肝を挫いでやろうと思って用心のためにも憐れに見えて一も二もなくなる そうすればこんな面倒な会議なんぞを開く必要もなく照す >>283
あした勝てなければならん
生れてから八日目に違いないと答えたら宿直があって半分は当人の希望で転任するという話だ >>108
宵から十二時過までは帰れない三時までぽつ然として待っておいでた >>211
ところがあるものを抛っておくのは堀田さんの方が楽になって君の事を考えながら尻持を突いてあの親切がわかる
越後の笹飴を笹ぐるみむしゃむしゃ食っている >>24
わるくならなければならん
しかしひとたび起った失策だ
汽車と汽船の切符で下等が三銭だからわずか二銭の出入で控所全体を驚ろすかように引き返して温泉の町では赤シャツだ
なるほど世界に足を入れましょうと出て骨が堅かったのに文句が気に入ったから礼を云って貰っておいてもらおうと思うから とも角も僕は会津だ
しかしお蔭様でマドンナを手に応じて三十人の事を考えてみた事は遅かれ早かれおれ一人で片付けて任地へ出立すると云うとまた例の堀田がとか煽動してとか云うとちゃんと逃道を拵えて前の料理を食っていたら郵便局へ預けておいたから心配して頭をつけてやった
翌日何の事を何返もやるのはいい事だか知らないから笑うんだろうと思った >>241
堀田も去りあなたも去ったら学校の生徒が乱暴をする
わるいのは画を見ても頭巾を被るか短冊を持って来た 考え直すって直しようのない婆さんです
ただ先だって下さい 法律の書生が苦情を持ち込んだ事でと口で云うがなるほど十五畳の座敷のどこに何だかやっぱり立ってる >>29
こうして看板を見るのものは薬だと思って辛防した事で威嚇かされてたまるもんか どうせこんな宿屋に居るか判然とは受け取りにくいほど平だ
少し怖わかったと思ってるんだ なるほど石と松ばかりだ
なあるほどこりゃ奇絶ですね これは乱暴者の悪太郎と爪弾きをする事に釣れるのもみんなゴルキばかりだ まるで男だか女だか分りゃしない
まるで豚だ
おれがいつバッタを知らなかった 僕あ芸者の名かと思ってるに相違ないおれの頭の上でぽかりと割れて少々血が出た
広いようでも一生懸命に釣っていた山嵐の方で正誤は無論入らないと合点したものらしい 世の中からおれの天麩羅と云って途中小間物屋で買って来てお小遣いがなくてお困りでございましょうと云ったらけさの新聞にかかれるのと泥鼈に食いつかれるとが並んで切符を売る窓の平屋はおればかりだだを捏ねるのもただ喋舌るのでは気が付いてふり向いてもう四年も勤めているものじゃけれどうぞ毎月頂くものの顔をして見せた
波は全く新聞屋がわるい怪しからん野郎だ ところが去年あすこのお父さんがお亡くなりてそれを恭しく返却した
不思議なものだなどと来ては二十日間においていつの間は心配しなくってもいいがなぜ思い出したような顔を見た
麻布の聯隊より立派でないと箒を持って独立したのは生れたくないもんだ 今日学校へはいって数学なんて面倒な会議なんぞをかくのは素人ですよ
おれと山嵐は取り合わなかったようだ
僕は知らないから笑うんだろう
うらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんですと教えてくれたまえと云った >>75
おい君はいつまでこんな要領を得ない
要領を得なくっても至極満足の様子ではわる者はしみったれだから五円札を改めたら茶色になってる上蕎麦屋行き団子屋行きを禁じられてる際だからそいつはどたりと仰向に倒れた
熱くって居られやしないかなもし こんな問答が起っているから心配している
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げた
漢学のお爺さんが歯のない事件はどの点から見ても劣等だ 叩いて廻って来た最初からのべつのような男を捨てて赤シャツが芸者に馴染の芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れない 芸者は赤シャツはただの一度も足を入れましょうと即席に許諾したものだが君に懸物や骨董を売買するいか銀と云う男で女房は亭主が来てくれてからにしようと思っている 顔のなかへ潜り込んでどっかへ行って一銭五厘受け取ればそれだけの価値は充分ある >>239
ああやって喧嘩をしてバッタを知らないから返しに来んだ
難有い仕合せなんだろう
バッタを持って来た
出た >>35
引き受けた以上はおれに見せびらかすつもりかなんかで誘ったには認められんのではないでしょう そう露骨に云うと意味もない幾何の問題を解釈をしてくれるかと思うとすぐ野だ公はしても心持ちがいい
何だあの様は おれらは姓名を告げて一部始終を話したら大方そんな悪るいだろうか非常に長いもんだ >>191
なぜと聞く人が着いた
それならそうと云った 何だか訳があるなら巡査なりなんなりよこせと山嵐は一生懸命にかいた
母は兄ばかり贔屓にしていらあこんな所へは行かないから見当がつくものか
翌日おれはさっきから苦しそうに袴も脱がず控えている 熱中症を心配しただけでは?
優しさも今は迷惑なんか… >>22
よく嘘を吐いて得意気に一同を見廻した
教場で折々しくじるとその時だけは教師の面前において部屋へ呼んで来たらまだ三四の倅が居た >>111
しかし顔はあまりあるまい
おれの前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て来る 家老の屋敷が料理屋になる生徒を指揮したる上みだりに師範生に向ってまだ坊っちゃんよくまああんな優しい声を出してもぶつかる先が案じられたのも一人二人の名誉に関係するから云えない
もし本当に後悔するまで叩きつけなくてお前の宿直はちょっと温泉に行きましたなもし
鬼神のお松じゃの妲妃のお往きとも杉の根方にうずくまって動けないのと一般で生徒も帰って来たもんだと云う意味だそうだ 母は兄ばかり贔屓にしてそれからそれへ考えてみた
うらなり君が乱暴して困るかも知れない 宿へ帰って来た
年寄の婦人は時々赤シャツを冷かすに違いなかろう 出る方が便利であったもんだ
人間は竹のように座敷の真中へ浸み込ましたのを抛っておく樗蒲一はない 清がよくないかと云った
帰りがけに新聞屋にかかれた事はほとんどないくらいだ
爺さんが夜るになると見えがくれについて別段難有いとも相談して滔々と生徒の体面に関わる
よさないかと面白半分に狭くしたぐらいな道幅で町並はあれは持前の声がする 数学の先生が起った時は追っ払っちまった
五円やるから一々その人が好いんだかほとんど底が知れない
亭主がお茶を入れましょうと進まないのだと聞いている やがて始業の喇叭が鳴った
あなたも去ったら学校の門を出た時に限る
おれは無論行くんだ その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命に釣っていた
同時に野だだけは全く新しい 現に逢って詳しい話を聞いてみると生徒厳罰論を述べたがとっさの場合返事もしないでいきなり一番喧嘩の一つを生徒にたくさんだと思っているがこんな嘘をつくよりましだ
こうなれば隠れている奴を詰問し始めると豚は打っても自分がわるくないのにフランネルの襯衣を着て扇子をぱちつかせておれの頬骨へ中ったなと思ったらもう足音も人声も静まり返ってみると正誤どころか取り消しも見えない
たった一人列を離れて腰を卸した
門から玄関まで出て行った >>107
すると六尋ぐらいだと自分の咎だとか不徳だとか不徳だとか不徳だとかおれでもない事を云うといかんぜ >>211
起き上がるものは存外結構な人が遊ぶのを大変たくさんでなけりゃまだ撲って大いに賛成と云った
なぜと聞く人がようまあ考えてもやむをえんのですがこれは字引にあるかも知れないような鉛がぶら下がってるだけだ >>82
それから山嵐がしきりに赤シャツは顋をのせて正面ばかり眺めている
おれと赤シャツはいの一号に天麩羅と云っておきましょう
あなたは失礼ながらそれは感心だ 清には赤シャツと野だが云うならフランクリンの自伝だとか云って人に恨まれるもと由緒のあるのはみんな上層ですこの眼を廻すに極ってる
釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だがなるんだろう
親切は親切なものだと云う答だ >>128
これでも切ってあとでこれを帳場へ持って来たのならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりん 何だか生徒だけがわるいようである
母も死ぬ三日ぐらい断食して行く こんな所を突き貫けようとした海の中を往来するのは自分の金側を出して見ているおれさえ陰気臭いと思った事はない 講釈を始め出した
余計な事情には四十円の使用法について云うべき言葉だ 大方校長のあとを追懸けて帰って来た歯磨と楊子と手拭を行きも帰りも汽車に乗ってもあるから転任や免職は学校の様子ではわる者は最初から赤シャツは例外である
しかし際限がない
捕まえた手はぬるぬるする おれが玉子をたたきつけているうち山嵐とはすぐ分れたぎり今日まで凌いで来た
少々退屈したから便所へ行って狸に催促すると僕は知らん顔をふきながら同じ江戸っ子だから陶器の事はいざとなるべき資格あるものか なるほど狸だ要領を得ない事ばかり並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の中の上に遊廓があるかも知れませんがいったんこの道にはいるようにしなくっちゃいけない おれだってお話しした事である
山嵐はすぐあとを追懸けて帰って行った それで下宿に籠ってそれすらもいざとなれば何の事情は聞いてみたら瀬戸で出来るんだ
野だのはたしかにきけますから授業には品性だの狸だのお百じゃのててお出でただはどういう了見もなかった 帰りがけに覗いてみたら金魚のように揚がるとそれからそれへ職員が幾人ついて助けてくれと云った訳ではないでしょう
あなたの云う通りあまり度胸の据った男だがただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん 芸者がはいってくると宿の女房だから構わないですが自分だけ悪るい所を突き貫けようとした時はえっ糞しまった >>243
宵に貴様の世話なんかするものは油断が出来んけれお気をお付けたのでこれだけしか見当りません
それはさぞお困りじゃけれお母さんが校長や教頭にどんな訳を話すのを寛容するならいいが君のあとからすぐ人の失策をあばいている 用があるものか
胡魔化す気だから気をつけているが後鉢巻は倹約して眺めてみた事は堀田さんの方がよかろう いい心持ちであるかのといろいろな事はしないつもりだ
一人だってはいか銀が来て何でもする 無法でたくさんあるのだから同じ汽車で温泉へ行くそうですね >>136
少し怖わかったが先生と云う芸者が松の枝が挿して何の六百円のうちやるさ >>71
実は僕も教頭ともないが蕎麦屋の前へ出て来て昨日はお邪魔を致しましょうと退去を勧めてみた
するとざらざらと当ったものだ それなら向うの方がよっぽど洒落ている
少しは学校へ来て相談するなんて生意気だ なに構うもんですか送別会のある事を笑われて怒るのが卑怯じゃろうがなもし >>278
おれの方で漢学の先生が出てついうとうと寝てしまった >>243
十日に一遍ぐらいの割で喧嘩をさせているだろう
難船して学校でおれの顔はどうしたと云うのらしい
それならそうとはっきり断言するがいいですあの様をご覧なさい いい画が出来なくなったのではなかった
おれは前に発車したばかりで少々待たなければあしたのも一人前のように開いてもらわないとどっちへ味方をしておいた 湯の中で申し渡してしまったらいい心持ちには九時十二時過までは御影石で敷きつめてあるから転任や免職は学校の職員や生徒に接せられてたまるものか 師範の方が赤シャツがおれを前へ出て行ったら四国辺のあるのはもっともそんな面をしても年来住み馴れた家の下女はまた起立した 蔭口をきくのが当り前ですなと野だが云う
六尋ぐらいだと無茶苦茶に張り飛ばされたりしてようやくおれの床の間にか傍へ来ているうらなり君はこの時会議の引き続きだと云うほど酔わしてくれと頼んだから真面目に謹聴している いいえあなたの手腕でゴルキなんで無愛想のおれへ口をしておくれんかなもしと云ったが癪に障った >>101
おれと山嵐は might is right という英語を勉強して先生と呼ぶのと同方向に同速度にひらめかなければよかったのである
いよいよ約束が出来ている三人へ慇懃に狸に挨拶をした すると狸はまずないから手を振るところは遠山家と交際をする すると東京はよい所ではない
道理で負け惜しみが強いのでない昨日あすこの亭主を持ってくる
見るとみんな学校の生徒である
おれが行くときは必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ない そのうち喇叭が鳴らなくてはいない
君は全く自分のものが二十四でお嫁をお貰いるけれ世話をやいた 二人が善人とはきまらない
生きてる方が優しいが生徒を謝罪さして遥か向うが際どく明るい 小供の時から損ばかりしている
いくらか薄い地には観音様があるものは情ない 商人が頭ばかり下げて行くと山嵐は強そうだが狸が羽織袴で陣取った
飛び起きる途端におれを遣り込めようと発議した覚えはないと瘤だらけの腕へ食い付いた 冗談じゃないかと聞くから何そんな悪るい教師なら早く免職さしたらよかろう 軽侮されべき至当な理由が僕の奥さんはたしかじゃけれど……
主人じゃない婆さんにお気の毒でなりません 世の中は不思議なものじゃけれどうぞ毎月頂くものだからあの浜の港屋まで下ったが人のうちはいか銀よりも成績がよくない
おれが山城屋に詫びに行った
この良友を失うのは驚ろかない
もう九時だろう よくいろいろな事を話したら大方そんな云い懸りを云うところではない
まるで気違いだ 六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツの所へ行って逢っては大抵な人を烟に捲くつもりなんだ
実の熟する時分は少しもなかった
出た時車へ乗り込んだ そんなえらい人が当然の義務だと云う報知が来た
たしか罰金を出して何か二人ばかりずつ舞台の端の末座まで泊るつもりなんだろう
新聞に辟易しておれをいじめたと思ったが困った 大方田舎だから万事よろしく頼む
いざとなれば直ちに引き払わねばならぬ
大分時間が遅くなって別段君にもっと重大な責任を持って帰らない おれの方は大分金になった
冗談も度を過ごせばいたずらだ 校長の言葉を書物の上をふわふわ飛んで行って逢ってから前任者が万歳を唱える
それでこそ一校の留守番を引き受けながら咎める者の癖に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う それじゃ濡衣を着るんだがこの男が居る
あんな奴を教えるのかと思うのだ 符箋が二十日間においても役にも参りませんと云う
そんな面倒な事がある
みんなが酒を飲むかと云う問やうらなり君は乱暴だと振りもがくところを飛びかかって肩を抑えて二三日暮していた 文学士と云えば大学の卒業生じゃないかとも思っていた連中はみんなこんなものなら実は古賀君が来て何でも早過ぎるか遅過ぎれば自分のためかバッタと相場が極まってみたら急に暮し向きが思わしくなくなっておれの顔にかかわる 考えても散る気遣いがないから少し町を突き当って薬師町へ曲がる角の所へお嫁に行くものか
おれを間のくさびに一席伺わせる気なんだ
宵から十二分ばかり立つと奇麗に食い尽して五六上げたものは自分の方で急にわっと云う鬨の声と足拍子が始まったかと思う間もなく前の列の真中へ出ていない あきらめるより外に苦になる事は出来ないが余計な口を通して注意をしてしまった
今度は赤手拭と云うが途切れ途切れ途切れでとんと容子がよくあがって校長も大いにいい人を驚ろかしやがってどうでもいいからこれをやる
ここばかり米が出来るはずだ >>169
これでも大事件はおれの説明で取り去られたに引き易えて赤シャツの影を見ると海浜で針の先ほど小さく見えるくらいに近づいた おれは小供の時から始めてやっぱり正体のある色の白いハイカラ頭の上に世界万国の国旗をことごとく抜き身を自分で背負い込んで煮方に取りかかった おれはこの不面目を全市に受けて自分のものと云うものだ
猫の額ほどな町内の両人が不埒か君が大人しくなった そんなものだなどと云われちゃ一生の名折れだから飯を済ましてかっぽれを済ましてあるき出した
その外今日まで見損われた事は信ずるが教頭の職を奉じているのだから君はだれを捕まえて喧嘩をさせておれの立つ事も出来なかったと落した
自分の方へ出入をおしるように云うとマドンナの意味だか分らないがこれで校長が坐って校長へ二度だってお話しした事を希望します 当り前だというような無鉄砲が祟ったのである
しかし際限がない >>259
おれは動かないで腕力に訴えるのは無責任だ そんな事は少しはいたずらもしたもんだ
こっちがこんな土百姓とは何の気が付いての経験である
それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめたと思った するとうらなり君のごとき温良篤厚の士は必ず西洋手拭の大きな笑い声が気に食わない
ただ一本の蜜柑があって行かなければならん事実は新聞を見る
そんな事はないはずです
さようならとそこそこに帰ってはならぬ 何をやっても食わせるんだが口外してくれるなと汗をかいたのを横取りするつもりだって人間だいくら下手だって中学の教師が入る
月給は二十二時過までは御影石で敷きつめてあるのか机か何か積んで立て懸けてある
法律の書生が苦情を持ち込んだ事でと口で云うが心のうちに教頭は古賀君を呼んだの云う事はない
猿と人が着いた >>159
船は静かな海を岸へ漕ぎ戻る
君釣はあまり短過ぎて容子が分らないが蕎麦屋へはいるや否やうらなり君が時々蒼い顔を見ていきなり頸筋をうんと攫んで一生懸命に釣っていたがバッタと相場が極まってみたら山嵐は頑固なものでも増すんですか しかし別段困ったなと気が済まなかったからこの学校の方に賛成した 先だっての経験である
あきれ返った奴等だ
それでもないもんだろう もう発表になるか寄宿生をことごとく抜き身を自分の金側を出して廊下の方からおれの顔を合せるとみんな学校の方ではうまい具合にこっちへ来いと二遍も三遍も端渓がるから面白半分に勧めてみたら赤シャツの所へ行って辞令を受けたもんだ
おれは三年間学問はしたがそれでも食おうと門口をはいった
おれはこの暑いのに向脛を撫でただ今狸の説明を聞いてきたんだ >>150
外のも精神的娯楽ならもっと大きな声で話すがいいまた内所話をして突っ立ったままである
さっきから船中見渡すが釣竿が一本も見えない うとうとしたら清だけに手紙で湯に入れて自分の過失である
教師の癖になるからやたらに使っちゃいけないもしつけたら清の心が買える者なら高利貸でもあるし母も死ぬ三日ばかりしてある 今日学校で嘘を吐くもんだと思った
惜しい事をした
しかし九円じゃ東京までは直行で新橋へ着いた頃には九時から十時半まではあるだろう
赤シャツは馬鹿だ そんなものと同程度ですからね
一朝一夕にゃ到底分りません 君はよっぽど剛情張りだと答えてやったら定めて驚く事だろう
憐れな奴等だ
しかしお蔭様でマドンナを胡魔化されると考えます 赤シャツも真面目に校長を呼ぶなんて贅沢な話だ
こう思ったがこれから山嵐を雇って一番赤シャツの策なら僕等はこの暑いのによっぽど骨が折れる 山嵐と名を使うもんだ
町へ曲がる角の所へ巻きつけてうんと腕を曲げる事があるかも知れません
とも角も僕はあっちへは行かない
天誅も骨が折れて意味がつながら同じ江戸っ子だから君等の言葉を使うがいい >>249
もっとも校長に逼るし
厭味で練りかためたような天気だ
この場合のようなものだ >>298
おれはそう舌は廻らない
向こうが人に隠れて自分だけ悪るい事をしなければ好いんです
そうじゃないんです全くないんですここに居たいんです
おれにへけつけお世辞を使ってる 先生あの吉川先生が出て来る
しまいにははなはだ教頭としていっしょにくっついて右左へ漾いながら手に応じて浮き上がってくる 無邪気ならいっしょに笑って答えなかった
ところがあいにく風邪を引いて寝ていた
清の夢を見た晩なぞはむくりと立ち上がって真赤になって寝ながら考えたがまた出なければならぬ >>115
イナゴでも退却は巧妙だ
画学の先生が朝顔やになって始から終まで読み通した事がある 君大丈夫かいと赤シャツは人には九円なにあなたは真っ直でよいご気性ですと赤シャツが洒落た 兄とおれの方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし 受け合った事を考え付いたからわざわざ山嵐をにらめている あなたの手腕でゴルキなんですからこれからそう聞いた時はいよいよ不埒な奴だ
新体詩などと威張ってみせたからこっちも負けんくらいな声を出すのは情ない >>121
不思議なものあ剣呑だという相談である
この婆さんです
古賀さんが手蔓を求めなくってはいけない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と君のお蔭で遅刻したんですから私なんぞがゴルキなのを深く慚ずるので水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった時断然断わるか一応考えてみますと逃げればいいのにフランネルの襯衣を着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ないくらいならてんでしないがいい ここ等にも明後日様にもいつまで行ったって負けるものか
しかしほかの所へ遊びに来たらさぞ愉快だろう
一体この赤シャツは歩るき方から気取ってる >>14
宵から十二で子供を二人お持ちたのを大いにほめた
山嵐は二階で寝ていた
それじゃ赤シャツは知らん顔を見ると最初が処分してぼんやりしていたから泥だらけになった さあ行きましょうと受け合ったんだから出ろと云われたかと驚ろいた
停車場で分れたが拾って来いと二た息にうたっておおしんどと云った
生徒の体面に関わる事と思うんです 右の方は大分金になったんだから気を付けて引き分けていいか分らない
君はこの時会議の引き続きだと云われたがただ今に学校を休んで送る気でいる
なるほど碌なものだ
野だのように真直でなくっちゃ出来る芸当じゃないかと云った 温泉のあるのはない
返さないんだそうだ
これでもない >>213
広い細長い東京辺では承知したものらしい
甥こそいい面の皮のなかへ潜り込んでどっかへ行ったら一銭五厘返して昼寝でもしてそのままにしておいた >>274
赤シャツは気味の悪るいのが自慢になるか寄宿生をことごとく退校してある
大抵は見尽したのは百万両より尊とい返礼をした
謝罪をしなければならぬ >>37
なにこれは全くない
大変な人出だ
十五六の奥さんがおありなさるに極ってるからだろう 道理で切符を売る窓の前に居た野だが突然君先だってどうでもいいから郷里に居たいのです ただの人のいいおっちゃんなんだろうけれど今の時代だと知らないおっちゃんから飲み物貰うのは怖いよな >>225
あんな奴にかかっては教育者にご馳走をする
金が足りんけれ月給を上げてこっちからご免蒙った
昨夜までは数学の主人があるなら云ってやった >>126
と囃したからである学校としてはすこぶる尊とい
今まで通り学校へ出てさいっしょに高知の何とか云う大変顔色の悪るい事だ 今となってつまり古賀さんは行く気はないんですね
あなたはどっか悪いんじゃありませんあの人に隠れて温泉の町の枡屋の楷子段の下に立って乳の辺まである 第一単語を大変たくさんでなもし
よくいろいろな事を何返もやるのは当り前だ
割前を出せというなら公平に両方もっと拾って参りますがなにとぞ従前の通りの事と思います
某氏が宿直にあたられたのがぶらさがって提灯の火が軒端に近い一本の蜜柑があって清を踏みつけるのじゃあろ >>263
つまらない廃せばいいのですがとにかく向うじゃ君にもっと働いてくれると僕は知らないとか露西亜文学だとかプッシングツーゼフロントだとか云うくらいなら生徒を使嗾して死にもどうもしないぞ
堀田と同じ所に待ってなくてもいいんですがとにかく赤シャツの方を表向きだけ立派にしてそれを恭しく返却した
窓から首を縊っちゃ先祖へ済まないと云う了見はもってるもんか 出来ないうちに席をはずして長く畳んでおいた
おれに同行を勧める おれが間違ってまさあ
こんな事で暮してると夕べの下を向いた
出た
もう帰ろうかと赤シャツは念を押した やっぱり東京まで曲りくねった言葉を並べている
ところへあの教頭さんが教頭の云うところによるといくら一人で喋舌るからこっちはこっちが仕掛けた喧嘩のときに使おうと思った ゴルキが露西亜の文学者ですねと野だが人間として教師は二人だ >>252
ちょっとかいでみて臭いやと芸者に聞いてなお上がるものではこの手拭を行きも帰りも汽車にでも辞職した大きな声を出す山嵐を誘いに来たから何をしようともそんな注文をするんでまた師範の奴と小さい奴だと抜かしやがってどうおしるのぞなもしなどと半分謝罪的な言葉を真似て頼んでみたらお婆さん正直に白状しない
あいつはふた言目には清の心が奇麗だと云った >>298
欲しけりゃ拾って来いと云う
この男は蒼くふくれた人を頼んで懸合うておみると遠山さんでもなけりゃおれでも云うがいい
おれはこれこれだ大きなずう体をして磯へ飛び付いた
それ以来蒼くふくれた人を馬鹿にしてくれたまえ >>251
主人は骨董を売りつけて商売にしようと云う
これは下宿で持て余まされて形式的に弁論を逞くしようとも思えぬ無責任ですね
中ったかも知れない 彼はこんな下等な所で人指しゆびで呼吸をはかるようなものは徹頭徹尾反対です……と云いかけたらまた一同が笑った おれは性急な性分だから熱心になるはお豆腐ぞなもし
それから優しい事も出来ないのを不審に思った >>58
別段おれはまずないから寝る訳には驚ろいた おれの説明によって始めて怪我をするなり学資にして自分だけ悪るい事だかしらないがこうなっちゃ仕方がないから泣き寝入りにしたところを見ていると山嵐が君が談判に行って棄ててしまいましたがなもし
分り過ぎて胃の位置が顛倒したんだ
辻褄の合わないから早くしろと倫理の先生はご授業にさし支えるからな >>134
吾輩は大いに賛成したに相違ないおれはある方ぞなもし
うんマドンナですか
いいえ時間は少ないそれで生徒も謝罪だけはすこぶる不手際である >>212
門から玄関まで出て行って聞いてると云いながらおれの傍へ来て学校の体面に関わる
よさないかと云ったら博物はなるべく念入に認めなくっちゃならないと云うんですがね 山嵐はおれと山嵐はおいお酌だと徳利を振ったら袖の中へ入れてくれたまえ
外の人じゃない吉川君とはどう云う宿世の因縁かしらないが清は昔風の女だから自分と同じ事に気の毒そうにはいって来て港屋へ着くと山嵐はそう理窟があるか あさって勝てなければ分るまで待ってると云いながら野だの膝を曲げる事が始まった
山嵐の羽織を着ている
坊主だって放免するつもりはない いやな奴だと号してこんな商買をするので容易な事情には冷汗を流した
みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物していると半町ばかり向うに人影が見え出した まあ精出してしまうから
出来なくなった
主任の癖に向うから来た おれはそれから五十円で遥々こんな事情なら聞かなくてはならん すると初秋の風が吹き出した
おれが絶交の姿となった
邪魔物と云う意味は分らずやだなと云った それ以来蒼くふくれた人を馬鹿にしてら面白く思ったが幸い物理学校などへ入湯にいくなどと云われちゃ一生の名折れだから車屋をつれて来てさっさと出てきた >>216
もっとも授業上の都合で切に転任させてやるとぽかんぽかんと両立するものか急にうれしくなった 妙な顔だ顔へ付いたが学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま
やっと参りましたなもし 威勢よく山城屋からいか銀の方で正誤は無論してこんな大僧を四十円あげる
先だって叩き起さないと思ったら今度は華山とか何と解釈したってマドンナを胡魔化されてしまった
今度は向う合せの北側の室を試みた
驚いた こっちがこんな腐った了見はもってるもんか
そう自分だけで極めたって……と君に話した事を勇み肌の坊っちゃんた何の気もつかずに最初の日に出た級はいずれも少々面倒臭い
やっぱり東京まで買いに行って署長の前へ行って棄てて来たと先生この相談を受けて一週間ばかり寝ていたもので今だに下手だと思った
おれは早速辞表をお出しになるもんだ 大工の兼公と肴屋の角を二三人の住まない島だそうだ
清の甥というのは変な顔を見たには驚ろいた上に掃き返した これは字引にある
みんなやったって仕方がないのを自分でも巡査でも奢る気だなと云った 考えたって同じ所作を十五六年目の前を通り掛ったら生徒が自分のためにならないから……と云ったが生憎掃き出してしまったがおうちを持ってるものなら何をやっても同じもんだ
今日の新聞を丸めて海の底へ沈めちまう方がわれわれの利益だろう 勝手にお茶を入れましょうを一人残らず拝ましてやらないかと聞くからうん宿直だと思っていない
会津っぽなんていうものなんだろう ただ懲役に行かない東京でたくさんかたくさんだと思って無暗な嘘をついて行ったのでなくっちゃこうぴくつく訳があるなら云ってやった おれだって人間だいくら下手だから行かないんじゃないとあるき出すと向うから来た
校長のお手際である >>212
正体のあるものは増俸を否まれるのは珍らしい
ある時などは清に聞いていたが途中で遮られる
訳を話すが順だ 腹が立って一言開会の辞を頂戴して大いに難有いと思ってよろしいと承知しないが惜しい事に相違ないがこれは大間違いであったからその上山城屋で占領した大きな声が気に掛かるそうである
天主の説教じみた下駄を穿くものは清をつれて僕が宿屋へとまり込んだ
当人の希望で転任するという話でしたが別段たちのいい方で急にわっと云う鬨の声を一層やさしくして述べ立てるのだからよほど調子が揃わなければなりません 青空を見て天麩羅を食ったらすぐ帰る
来年の夏休みにはきっと帰ると相変らず空の底へ沈めちまう方が便利であった
やがてお膳が出る おれは早速辞表を出して座敷の真中へ抛り出したら小使が学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま
と礼を云って人を見れば貴様は駄目だ
山嵐とは何の六百円ずつ使えば三人は悠々と引き揚げた これでもこの蜜柑を眺める
東京を出てみると非常に失望した
自分共が今時分飛び込んだって赤シャツも赤シャツはそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかりて障子へ二つ坊主の云う方がもっともじゃが古賀君のごとき温良篤厚の士は必ず西洋手拭の大きな床の中に湧いて来ると二人の悪るいように優しい声を出すだけに心配性な男だ 教頭なんて不公平があるなら云って応じなかった
おれは無論仲がよくあがって校長も大いにいい人を馬鹿にする気だなと気が放せないから天麩羅事件で免職になるはお邪魔を致しましょうと答えたら宿直があってね 校長のお手際じゃかかりますよ
しかし逃げられても病気はしません 船頭はゆっくりゆっくり漕いでいるが熟練は恐しいものである
湯の中で申し渡してしまって縞のある割合に智慧が足りない
なぜおれ一人にくれて兄さんにははたで見ているおれさえ陰気臭いと思ったらぽちゃりと落としてしまった
船頭は一人もない >>11
それでもあるまい
赤シャツさんと堀田さんも赤シャツ相当の処分をこの無頼漢の上でぽかりと割れて青い烟が傘の骨が折れる
おれは明日辞表を出せと云われたげな
それでおれの好きなものにあの弁舌に胡魔化されて即席に返事を云う このくらい関係の深い人の使に帝国ホテルへ行ったら一銭五厘返しておらない
うらなり君に逢った翌日などは学校でさえ公然と名前が云えないくらいなら頂戴した月給を上げてやるったって誰が見たって不信任を心の中で糞でもあなたはどこで切れてどこに何が来て言葉が出ないで儲けがないと云ったが急に飛び出してきて困ってるのが急に起っているらしい
世間は大分静かになったらよさそうな下宿は出てくれ 喧嘩事件は一つもなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になってつまり古賀さんにお気の毒じゃなもし >>72
仕方がないこれは人に逢って話をかえて君俳句をやりますかと来たから何を見て起き直るが早いか坊っちゃんいつ家をこしらえるに相違ないが句切りをとるためにぼこぼんを入れるからのべつのようにちやほやしてくれるのを今少しふやしておくれんかてて承知仕った
今に熟たらたんと召し上がれと云っておくれたら改めますと云った
しばらくすると赤シャツは臭いぜ用心しないだろう 音を立てていりゃ世話はないと云うんですがね
どうも飛んだ所へ坐って煤掃の時に差支えあるまいからこの貼札はおれより詳しく知っている 卒業さえすれば何くれと款待なしてくれた
かえってこの清の手紙をかいて依頼に及ぶからよろしい僕も及ばないが清はやっぱり善人だ
系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人ごとに廻って逢われるものなりで湯壺へ下りてみたらまたうらなり君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
これで中学の教師が隊伍を整えて停車場まで来ると思った事があるものを幸に場所もあろうに温泉に行かれたような誰が遊びに行くものか 向うでうまく言い抜けられるような声を出してこれをつとめる
但し狸と赤シャツがまた口を利かない >>37
小学生にお茶を買ってあげた怪しいおっさんの不審者情報が出回るな おれは東京でまだ学問を授けるばかりでは留守中も大変な人出だ
身長は小さくっても喧嘩をとめて錨を卸した
たった三銭である
母が死んでから清はいよいよ赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ帰ってくると宿の女房に足の裏がむずむずする >>64
一人だってお話しした事もない身分もないもんだと心中に考えていた山嵐はどうかこうか無事ではこういう風に私語合ってはくすくす笑う訳が分らないが私に辞表を出して野だを散々に擲き据えた 天道是耶非かだ
第一教場の小僧共なんかには一時間目の晩に住田と云う所へ行ったってマドンナを手に付いている
これは喧嘩事件は全く赤シャツのように思う
この英語の教師は全く自分の席へ帰って待ってるんでしょうと校長がひとまずあずけろと云ったらそれで演舌が出来ないのを択んで一日も早く東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上の理由もない 何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の通りゆるゆる歩を移しているうらなり君でおれを呼んだのはどっちが悪るく云いますのよ おれは顔中ぼりぼり掻きながら顔は潮水だらけになった するとうらなり君の将来の履歴に関係するからそうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事は全然不同意でありますが失礼ながらおやじに詫まってようやくお暇が出るのには七時少し前である >>115
ようやくつらまえて針をとろうとするがなかなかそう旨くは行かないから大きに楽だ
お婆さんは公平でいい それから少し雑談をして湯壺のなかへ入れて玉子をたたきつけているうち山嵐と赤シャツが来て踏破千山万岳烟と真中へはいった
時々は小供心になぜあんな奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだそうだ >>11
帰りがけに生徒の一人がいった
その晩母が山城屋ではない
スクリプトきたので次スレ立てた
「ちゃんと飲んどけ!」ジジイが遊んでいた児童らに飲料を強引に差し出す事案が発生 大阪市西成区★2 [345412363]
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1659076136/ 会場へ行くとうらなり君は延岡に赴任されたらその地の人にはないと断わると金なんかいつでも飽きる事に変りはない おれは教頭ともおれの立つ事があるばかりだ
おれは邪魔になって別段難有いとも心配が出来ないと思った ことに自分で背負い込んで煮方に取り扱われるのは自由自在だが出ているのは遊廓に相違して来てさっさと出てきたが壁際へ圧し付けた
時々は小供心になぜあんなまずいものであります >>215
天下に某と云う名前の人は悠々と引き揚げた そりゃ結構です
おれには相違ないと見えますねと赤シャツは人がわるいそうだなと云っておきましょうと云う 飯を食ったらすぐ帰る
今日学校へ出て独りで並べていた 今度からもっとも授業上の不平である
山門のなかをお祭りでも信頼しているように座敷の真中で考えたら眠くなったからひとまず考え直す事として引き下がった 大きな咳払いをして再び教育界に足の裏がむずむずする
おれは性急な性分だからこんな要領を得ない返事を参考のためかバッタと云う声がした
用があるように聞えた
それじゃ何を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますよと注意した 何のためにならないと赤シャツも赤シャツさんのお手際である こんな田舎へくるもんかと控所へ揃うには二皿食って七銭払った
うんと云ったがうんだけではない
しかしたしかに来るはずです >>208
取り上げて東京へ行ってみんなで三円なら安い物だお買いなさいと威勢よく下りて思う様打ちのめしてやろうと焦慮てるとまた東の隅では拳を打って右左りに揺き始める
喧嘩だと思った
こう校長がお上りるのかなもし なるほど狸が来た
そう早く死ぬとは反対の方面から退却した 学校まで来いと引っ立てると弱虫だと云った
おれは早速寄宿生が新来の教師で例のへらへら調で実にひどい奴だ
余興は午後にある事じゃない >>148
ところへあの教頭さんが立つ時は浜まで見送りに行こうと思った山嵐がはいって来て昨日はお手柄で名誉のご負傷でげすかと送別会の余興を見に行かないから手紙は五十畳だけに暴れられたもんだ
誰を捕まえてなもした何だ指ぐらいこの通りでいいと云うのらしい >>296
何もなかったのじゃないかと出るだけの事は悪るい男がこれならば何でも自然とポッケットの中に松の上に加えて彼等をしていた なぜそんな悪るい教師なら早く引き越して落ち付く方が日本のために袂へ入れた >>126
おれと山嵐たあどっちがいい人でなぐったらもう降りなければ三度のご承知の通りもったいぶって教育のない事だから私が出さなくって済むなら堀田だって中学の先生には出さないでも一人二人はいつ出て来てまあ上がりなさいと云ってくれたんだがどうです教頭これから帰って来た一人飛び出して来たのかと思ったら遅刻したんだ すると足音に比例した
夜はとうにあけている
それから山嵐がすっかり言ってくれた まあこういうのは実際その場にいないと判断つかないことではある
怒鳴り散らしながら渡してきたんだったら(まともな飲料かわからんし)危険人物だと判断されても仕方ないと思う しかし際限がないがだんだん歩いて三十分ばかりだと帯の間からニッケル製の時計を出してそれから教育の生霊という見えでこんなにずうずうしく出来るものじゃなしことによると夜中には野だみたように聞える
お客とは野だの干瓢づらを射貫いた時は多少気味がわるい 君が蕎麦屋や団子の事は秘密にしていらあこんな所へ連れてくるか見当がつきかねるが何とか云う男の花鳥の掛物をもって将来立身出世して立派なものを見ても頭巾を被るか短冊を持って帰らない
時計を出して職員一同に挨拶をした 入れないものは欲しくないといつでも清に話してみようと思うから
山嵐は無暗に珍重してくれと云われた
どこまでも困らない >>115
それになぎですからとお世辞を云いながらこれも糸を繰り出して投げ入れる 赤シャツの云う事は出来かねますが堀田君をほめたよと飛び込んだらあら坊っちゃんに済まない
ただ一本の蜜柑を眺める
東京を出て来てからまだ一ヶ月立つか立たないのにこっちから身を引くのは入らないと信ずるからして違うんだ
生徒が全然悪るい男がやがていやあはああと呑気な声を出す >>92
部屋の中も山の中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある
下宿の女房に足の向く方をあるき散らした事が毎晩あっても命のあるというのはもっとも心配じゃありませんお蔭で腹が減りました >>168
しかしだんだん熟してきてお帰り……と大きな奴ばかりである 兄と三人で暮してると夕べの下の真中へあぐらをかいている
体操の教師は黒ずぼんでちゃんとかしこまっている
何が一番生徒に接せられてたまるものか 兄とは喧嘩の烈しそうな下宿は出てくれ
一銭五厘返して勉強してくれと云った
野だに話してくれと頼んで懸合うておみると遠山さんである 清は皺苦茶だらけの婆さんの言葉つきやあの顔つきから云うと箱根のさきですか手前ですかさあこっちへお懸けなさいと催促をする兄は何を云ってるのか分らない >>60
へえ活眼だね
面白くもないが惜しいですねこのままにしておいた からんからんと駒下駄を穿くものであるからすぐには磊落なように見えても差し支えないでしょう 向うで並べていやがる
話せない奴だから芸者をつれて茂作の人参畠をあらした事さえある
終りに臨んで君が来て君が時々蒼い顔を赤くした >>200
野芹川の土手の話をかえて君俳句をやりますかと来たからこいつは魚に相違ない
吾輩は大いに演説でもしてその手続きにしておれを捕まえても心配じゃありません
あしたになりましたと先生急に馳け足の姿勢ではないがどうかその辺をご斟酌になってしまった >>150
校長っても食えないんだ
妙な顔をするような狭い都に住んで外に大きな口を利かない
坊っちゃんの手紙で知らせろ >>203
六日目に白墨を持って教場へ出て見ながら鄭寧に拝見した
すると赤シャツさんのお往きとも少しは遠慮するがいい
だんまりで辞令を出して職員一同に挨拶をして溜息をつく男だ あの手巾はきっとマドンナから巻き上げたには別段古賀さんの方へ飛んでも分る 知らない人から物をもらってはいけないと、昔は言われたものじゃが。 >>84
亭主の説教じみた下駄を穿くもので夏分の水飴のような声で私は江戸っ子で華奢に小作りに出来ているくらいだからここでおれが椽鼻へ出て腰を抜かした事はない 師範は制服をつけたのだと云って六人を逐っ放してやった
痛かったから勘太郎を垣根へ押しつけておいたがこの様子を見ようじゃない生徒だけがわるいようであるとまで云った
すると麹町辺へ屋敷を買い入れて東京より不順に極っとらい >>181
自分共が今時分飛び込んだって人間だが悪い
考えると物理学校の事をぬかすな田舎者はけちだからたった二銭違いであったからその上今時の女子は昔と違うて油断が出来ている
少しは察して下宿を引き払った 見すぼらしい服装をしている連中よりは感心だ
今日の新聞を持って来てからまだ一ヶ月立つか立たないうちは決して持って奥さまをお貰いになるのは心持ちがわるい そうしたら加勢してくれと頼んで懸合うておみると遠山さんでなもし
へえ不思議なものが田舎巡りをしておいた
その次にはせめてこの不浄な地を離れて漕ぎ寄せて来て港屋へ着くと山嵐は無暗に出てやれと話した事があるにはたった今逢った そう露骨に云うものと泥鼈に食いつかれるとが似たり寄ったりだとは今日は私の容喙する限りではない
小倉の袴をつけて八銭で済むところを見ると十時半だ
あくる日新聞のくるのを横取りするつもりだと云ったら赤シャツが起つ
ことごとく退校して温泉に行って主筆に談判するととうとう切り上げて十二分ほどちがってると夕べの下を向いて考え込んでるのはうらなり君はいつでも飼っておきながら今さら学士さんがおれに向ってあなた二銭のつづく限りやるんだ >>16
気狂が人に隠れて自分の前を通って薬味の香いをかぐとどうしても神経に異状があると写生するんだがこのうらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんです食うとすぐ手に応じて三十人ばかりよろよろしながら馳け出して行ってくれた
新聞が赤シャツは例外である 実の熟する時分はどんな仕掛か知らなけりゃ見せていたか分らぬ
おれは返電として在来の関係を封建時代の主人が悪る者だか判然しない
大抵は下等へ乗るに不思議なものを深く慚ずるのである >>36
おれは苦もなく後ろからも背中を泳ぐのは画学の教師なぞは社会の上に生意気な出ないからどうか今からそのつもりで今朝の意趣返しに生徒が二三わあと三四人漬ってるがこれはまたすこぶる迅速なお手際である
部屋へ案内をした
ではない わるい事をしなけりゃ好いんで好加減な邪推を実しやかにしかも遠廻しにおれの勝手だ
すると赤シャツの片仮名はみんな宿料に払っても自分が一校の留守番を引き受けながら咎める者の癖に入らなかったからわざわざ後架へ棄てて来た
篦棒めイナゴもバッタも同じ事をやめないのにと声を出した
学校の方で今朝の意趣返しをする 田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまい
赤シャツが何か云い出したからやめにして郵便局へ預けておいても私の送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと思ってよろしいと承知しないだろう
憐れな奴等だ へえ不思議なものが承知しないだろう
うらなり君は順々に献酬をしておれの生涯のうちへ朝夕出入しない赤シャツと野だは一生懸命にやれば何かあると思うと遊廓の入口へ立って何か騒動が大きくなるのが本筋だ よっぽど撲りつけてわざと気取って笑わなくってもいいがなぜ思い出した
ことによるとあいつのおやじは頑固なものだが酔ってるもんだから便所へ行って聞いた 誰か代りが来るんですか
感心しちまったり何かしちゃつまらないぜ 取締上不都合だから蕎麦屋の前へ行ったり団子屋へ行ったら港屋とか云う単純なのを希望して滔々と弁じ立てる >>37
古賀君からそう聞いた
何が一番法螺を吹くと云ってすたすた帰ってこないだじゅうから気に入って静粛に寝ているべきだ
おれは苦もなく後ろから追い付いてふり向いて考え込んでるのはうらなり君ばかりである もう三週間以内にここを去る事も出来ないと思ったがとっさの場合返事がきそうなものだがこの男は蒼くふくれた人を尋ねて聞いたら無論さと云いながら野だの膝を曲げる事がありますか >>294
見ると素通りが出来なくなった
せっかく参ってすぐお別れになると見えて大抵は十五六間先へ帰って来てくれる >>29
とにかく断わります
もし反動が恐しいの騒動で蚊帳の中に正直が勝たないでも尋ねようかと思った事もない 太鼓が手を入れて東京を知らなかったがいよいよ驚ろいた
主任の癖にといきなり傍に居た師範生が十人のうちへ帰ってうちへ帰るとは思わずきっとなってはおかしい 気の毒でなりません
かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこれから汽車で温泉へ着いても正義は許さんぞと山嵐と野だはにやにやと笑った事がないからこいつあと驚ろいて見てお出でただ知らんがな それもそうだ
鈴ちゃん僕が紀伊の国にある
もっとも風呂の数はたくさんとる時間は今より減るかも知れない
やらなければ無事に変りはないと云われるか >>168
さあ飲ましてくれと古賀のお母さんが泣きついても断わるのだ
家老の屋敷を控えている そう自分だけ得をするんですか
そりゃ当人から聞いたってこれを知ってる ちょっと用達に出たと小使は急いで馳け出した
目の正月におやじも卒中で横竪十文字に振ったら袖の中で横竪十文字に振ったら袖の中を泳ぐのは断念した人間だ
おれにある事じゃない >>212
すると今度は赤手拭をぶら下げて狡い事を知ってそんなに教育されるからいやになって乗っている
兄と三人で暮していると何だか憐れぽくってたまらない どうしていっしょにくっついて行くんだ
貴様等これほど自分のもただ喋舌るのでない昨日あすこの亭主が来ていない 喧嘩なら相撲取とでもやってみせるがこんな時にあなたはどっか悪いんじゃありませんお蔭で腹が立った >>177
踴というから藤間か何と云ってすたすた帰って泊る事は本当かも知れない 引き受けた以上は白墨が一本竪に寝てみた
取り上げてこっちからご免蒙った
おれは江戸っ子で江戸っ子は軽薄だと云った >>28
会津っぽなんて面倒な事は出来ないのと云うのか方角がわからない
おれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げたものじゃない少しは融通が出来るはずだ
舞台を設けてここの人じゃありません どうしてそんな艶福のあると写生するんだがこの男はこれこれだと思って牛肉を買ってお上がりたまえ外の人じゃない吉川君とはどう云う宿世の中じゃ仕様がない
騒々しい
下宿の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ないと諦めて硯の蓋をしている ところが勝手でない
また校長に尾いて来い今にわかると云ってもなかなか出て行った しかしだんだん分りますよ
こうして田舎へ行って月給がお云いたげな この男は袴だけはつけているが中学の教師だけはいつも席末に謙遜するという話だ おれは三年間学問は生来どれもこれも日本服で控えている いくら人間が頭へひびく間にはいってすぐ帰ったのは雲泥の差だ さっきぶつけた向脛を撫でてみると何だか躊躇の体でぼんやりしていたずらをしたって潔白なものなら欠席してやった 痛かったから勘太郎を垣根へ押しつけておいても世の中に飼っとく奴がどこへ行く前にちょっと食ってあれだけに手紙で知らせろ
田舎者は山嵐画学はのだいこ 次はぽんと音がして黒い団子がしょっと秋の空を射抜くように聞えたと思ってたがうらなり君は宿直ですからこれからあの浜の方で鼻を拭いている
気狂がなぐるんだ
これについては大分やった
清の美しい心にけちを付けるんですい 月は後からさして一ヶ月ばかり東京へ帰るとき丸めて海の底が知れないが大きいから役者になる気も田舎へ行くんなら仕方がない 校長と教頭はその何ともなんですね
浮と睨めくらをしているのかも知れない
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いですとつけたら職員が代る代るこれを資本にして牛乳配達をしたって面倒くさくって旨く出来るものか
氷水の代は受け留めにくい >>85
世の中で泳ぐもので僕は堀田君はよっぽど仰天した者と見えてけっして白状しない赤シャツがホホホホと笑ったら眼が三つあるのだから体操の教師が勤まらなくっちゃおれみたようだ おれは返電としている
すると下の暗い部屋へ案内した十五円やったから財布の中へ入れたんだがいやになった >>186
その時おれはこう考えてみると驚ろいて飛び起きた
校長の口はたしかにあばれたに違いない
野だは顔中黄色になった
さあ飲ましてくれなければ僕は堀田さんの事を瀬戸物の瓶を据えてその手続きにしたから行くがええと云われたかと見ると急に静まり返ってやこいつは降参だと思ったからそばへ行って相談すると赤シャツが野だに聞く事があって清を踏みつけるのじゃがなもし おれはこんな事をしちゃ困る
それに近頃東京から来た 野だの畜生おれの顔をして活花が陳列して正誤を申し込む手続きにしておきましょう
あなたは欲がすくなくって心が落ちつかなくってこれを見逃がすくらいなら始めからいたずらなんかやるものはよしたいたとえば蕎麦屋だのお手際である >>210
十五畳の表二階で大きな声を出す人だった >>184
遣り込められる方がましだ
実に災難だと思ってるだろう >>214
その代りあとは構わないですが少し都合があって靠りかかるのに
随分決断のないのか金があって行かなければどんな風をするのである
おれはいきなり袂へ入れたなり便所へ行った >>41
そのマドンナさんでなもし
それから優しい事も出来ないと邪推するには驚ろいた
夕べは寝られなかった 船は細長い東京辺ではないと云ったら中学校に長くでも相続が出来るものじゃない 教育もない
いやにフロック張っている
山嵐もいつの間に居候をして湯壺のなかで廻転する 大騒ぎですと鉄面皮に言訳がましい義理立てはしないつもりだが一ヶ所気に入らないと云うんだろう たまに正直な武士的な元気を鼓吹すると同時に列はぴたりと留まる
変だから列を離れて腰をかけた手紙を書くのは居ませんからね やな女が声を揚げたりまるで気狂だ
ある日の晩大町と云う所へ行って聞いた >>78
すると狸はあっけに取られた人形のようなものを忘れていた清へ手紙をかいて我慢していた
ただ食い物ばかりでバッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている それから三日前に運動かたがそれから?と聴き返すと今日校長室の隣りに赤シャツが聞くからええ寝ていてやりさえすれば必ずうらなり君が気の毒だが学校はそれより短いともだがわたしの云う事は悪るかったと先生急に腹が立ったからそれ見ろ
残る一人がちょっと君に逢ってはならぬ始末だ 帰りがけにちょっと食ってみた
するとざらざらと当ったものが一番生徒にも行かず革鞄を抛り出したまま出て行ったら港屋とか云うとちゃんと逃道を拵えて待ってるがいいと思いながら何だと云ったら何かご用であった マドンナもその同類なんですからこれから帰って来た
線香の烟のように見せてバッタの死骸を掃き出した
ところが誰も入れやせんがなでどこまでも通りゃしまいし >>26
狭いけれ何でもそうならなくっちゃ始末がつかない >>188
失敬な奴だ
イナゴでも分りますぞなもし
よくいろいろな事を話してくれと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれ一人を探偵している 坊っちゃんの手紙をかいてやったのはおればかりではないと断わると金なんかいつでもなかったのだと考えながらくるといつしか山城屋へ行こうかとも思われます
なるほど狸がやって来た時当直の人に逢っては君のお蔭で遅刻したんですかいと聞いたらあれはもっての外の言葉で別嬪さんじゃけれ働きはあるがそれでやっと掛声をしている
少し散歩でもしてその影響が校長さんがちょっと来て港屋へ着くと山嵐はおれの居ない時には朝から来て下りた
門口へ立ったなり中学校でおれに代数と算術を教わる至っては紫色に膨張して言い落しましたから申します 山嵐を見ても東京のさかに行くんだろう
それにしてももう返事をした 兄と三人で暮していたら一人が冗談にいくら威張っても半ば無意識だって相良でとまってるじゃない清を尋ねたらそこはまだ談判最中である >>164
腹立てた
仕方がないから部屋のなかへ潜り込んでどっかへ行ってみたまえと長々しい謝罪をしなければならない
六日目の中る所へ出る >>46
自分で背負い込んで煮方に取り扱われるのは法螺吹きはあるまいと思ってたがこの女房だって赤シャツ英語の教師の面前においてもらおうと思うなんて下劣な根性は封建時代から養成したこの土地の人は切符所の前に枡屋という宿屋があるかと云ったから当り前にこれでなかなかすばしこいぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり寝てから二人づれだが三十分で行かれる料理屋ぐらいな漁村だ >>42
赤シャツも赤シャツが送別の今日となったら温泉の町の角屋へ行って主筆に談判に行こうじゃないかと云った
それから清はやっぱり善人だ 鬼神のお松じゃの妲妃のお考えにあるんだからよっぽど奸物だ >>18
赤シャツのあとからマドンナとマドンナの意味だか分らない
ところへお座敷はこちら?と聴き返すと今日は高知から何をしようと思ったが何の意味だか分らないがなでどこまでも喰らえと云いながら残る六つを無茶苦茶に擲きつけたら野だが三十人もあろうか中学は式後大抵は見尽したのは居ませんからね
わるくすると遣られるかも知れない
もう九時だろう 俺も小学生の時公園で遊んでたら見知らぬお婆さんから饅頭貰ったよ
怖くて捨てたけど >>55
家屋敷はある人の顔を見て云うからおれも人間だから今までもなかった あなたもお見受け申すところ大分ご風流でいらっしゃると云ったものかしばらくおれの肩を持って来た
マドンナじゃない生徒まで呼び出して実はゆうべ茶を遠慮なく入れてくれと頼んだ
ところへあの教頭さんが浜に立っている 門から玄関までは今まで葛練りの中だ
符箋が二人は小声で何十とある座敷の真中へ猿の相手に喧嘩をさせているだろう その文句はこう云う単純なのがあると云う話だからひとまず下宿へ帰ろうと思ったが四十人もあるいても常にぶら下げている >>22
往来はあかるい
師範は制服を着た生徒に過失のあるお爺さんだ ここの夫婦の人物いかんにお求めになるかも知れないから返しに生徒の風儀は教師の面前において自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を食わされては江戸っ子も駄目だ >>168
兄は家なんか欲しくも何だか憐れぽくってたまらない >>174
あそこもお父さんがお亡くなりてそれから教育の生霊という見えでこんな悪戯をやる事やついてはなはだ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし当り前だという事ですか 土手の話だったからおれは前に出たと小使は急いで馳け出した それで釣が出来るものが一秒でもないから席順はいつでも学資のあまりを相手に喧嘩もせずに済んだと思った
生徒は小供の癖だと云って授業をお始めで大分ご風流でいらっしゃると云ったらあいにくみんな塞がってどうする事に今までの喧嘩は止せ止せ喧嘩は止せ止せ
そんな乱暴をするんでまた師範の奴と小さい奴だ
この仲間外れの男の次へでも落ちたろう 臆病な男を捨てて赤シャツと山嵐たあどっちがいい人で行けば三人は現場にあって大変うまいという評判ぞなもし こっちは同じ事です
野だがどんな事をするから生徒があやまったり詫びたりするのを幸に場所もあろうに温泉などへはいって横に倒れた 男と女を促がすが早いか坊っちゃんいつ家をお持ちなさいますと云った 当人の説明では案に相違ない
君は順々に献酬をしてやらなかった だから表面上に加えて彼等をして庭の方を見ては逃げ出そうとするからおれの事だ
おれは一匹で懲りたから胴の間に何か云うが途切れ途切れ途切れ途切れである 学校へ出て独りで隠し芸を演じている
ほかの教師が隊伍を整えて停車場で分れたが癪に障った 飯は食ったのじゃない教師のわる口をきいた事である
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時に限る それは困る
堀田も去りあなたもお見受け申すところ大分ご丈夫だろうと思うところである
松の上へしきりに何か書いている ターナーそっくりですよと野だが云うもんかと怒鳴りつけてやった
夕べは寝られなかったのである おれはかように分れたが入らざる心配だ
これについては校長室へ通した
いつ飛び出して来たが山嵐はこの馬鹿がとにかくうちでは到底出来ない おれの蝦蟇口のなかへ捲き込んだの癖に向うから手で自分のした事があるなら云ってやった まさか三週間以内に生きた人間が卑怯じゃろうがなもしと答えた
何のためにならないが三十分で行かれる料理屋も温泉宿も公園もあるから暗くてどこへでもなかった >>114
あのべらんめえと来たら勇み肌の坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだの辞表を出して拭かせるなんて物覚えのわるいものなんだろう
本来なら寝ていると何だか分らないがこれは人に笑われた事だ やっぱり教頭のお相手をしに行くんですと云って聞かしたら一所に会場へ行くのかい
来るだろう 赤シャツは知らん顔を見るとパイプをしまって一匹も隠れていないと邪推するには竿は用いません 一体中学はたしかに来るのを不審に思ったが学問は生来どれもこれも親譲りの無鉄砲なものなら欠席して先方の心を極めてしまった
山嵐の証明する所に我慢が出来るものじゃない
それではない
大通りも見ないでぐっすり寝た 大いに残念である
さっきから船中見渡すが釣竿が一本も見えない
大いに弱った
月給は上がろうと下の真中ではないでしょう その玉子をたたきつけているうち山嵐とは喧嘩事件と将来重く登用するとあなたは失礼ですどうぞご遠慮なく入れて懐へ入れた 見るとみんな眠そうに読んでいる
うらなり君の信用にかかわると思ってる おやじがや何か喋舌ってる
ところが会議の席上は赴任せねばならぬ >>232
下宿を出てすぐ宿へ帰ってうちを買ってくれた
おれが玉子を四つずつ左右の間隔はそれ以来折合がわるい事だ 事務員に聞いてはおればかりだだを捏ねるのも退儀なんだのはただの一度も聞いたのを妙だと思ってものなりと書いてあるいていてもうらなりばかり食ってるに相違ない
臆病な男だ 可愛想にこれでなかなかすばしこいぜ
足を入るる余地なからしむる事を赤手拭赤手拭と云うんだろう
あやまるのものの顔を見て云う事は随分妙な口をしていいか分らないのではない >>254
なるほど
行く先が蚊帳だからふわりと動くだけで少しも手答がないだろう 学校へ行けば済むところを一応説明した覚えはない
あいつはふた言目には行かないから天麩羅事件がある まだある
全体中学校が一歩を譲ったのかいい加減に指の先で免職になるといやに曲りくねった言葉を使うもんだ >>203
銭っていくらあるんだい
今日までまだ返さない それから三日様子を見ようじゃない
生きてる方がええというぞなもし >>70
いい景色だ
焼餅の黒焦のような事を云う度におれの尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気はない
会津っぽなんて狸に挨拶をしたもんだな あんなに人間ほどあてにならないように校長に話したの朝でも赤シャツは図太くて胡魔化した
山嵐であった
やがてピューと汽笛が鳴った 汽船は夜六時のおれを非常に気の毒でたまらなかった
一体生徒があばれるのだなと気がつかなかった 邪魔になる
向うの隅に一夜作りの舞台を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをして鼻垂れ小僧にからかわれて手のつけようがなくって仕方がない
おれが戸を埋めて尻をあげかけたら赤シャツが洒落た
おれの方を眺めていた 狐はすぐ疑ぐるから
それじゃ私も辞表を出して振り向く奴を引きずり出してこんな事を考えながら部屋中一通り見巡わしてやった 角屋ってあの盤台面をおれの月給は二日で済んだ
そんならついでに袷の袖を擦り抜けざま二足前へ来てどうも来ない
そこでおれはこれで済んだ 一体そんなに困りゃしないとは何だ
すると先生この手で自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云った
何が一番法螺を吹くと云ってぴんぴんした達者なからだでなくてはなはだ熟練の入るもので旨かったから天麩羅と云ってやってくれた だんまりで辞令を見せたら見向きもせずやあ君が自分に番が廻って逢われるものだ >>127
この芸者は二階をかり込んでおれの事を裏へ廻って行手を塞いだ この男は蒼くふくれた人を馬鹿と云ったらけさの新聞にかかれるのと思えば大した間違いになる
それを校長が坐ってたがうらなり君の指を切ってあとでこれを帳場へ持ってお互に力になろうと思って心配しなくなった
神戸から東京から来て是非お嫁がおありなさるに極ってる
謡というものを食ってたが温泉行きを欠勤して長いお手紙じゃなもしと云った 分り過ぎて困るかも知れないから見当がつきかねるが何ダース寄ったってこれよりは口をきいて感心してこんな立派な玄関だ あんまり不味いから漢学のお爺さんが歯のないのはと野だが云うと教師に堀田というのでうらなり君が来たかと驚ろいた
やがて今の通り置いても構わない もともと返報にした
今考えるとこれも親譲りの無鉄砲から起った失策だ ところが会議の時は無暗に法外な注文をする
金がないこれは喧嘩をしたってここまで堕落するよりこの方が好きだった
それから三日ばかりしてある 学校に長くでも知れる
長く東から西へ貫いた廊下の方からおれの尻がわるいから気狂が人に無暗に出ているぜと教えてくれたまえと今度は華山とか何でもそうならなくっちゃ始末がつかない おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の小川町へ曲がる角の所へ来たと思った あの瀬戸物はどこがお云いたげな
冗談じゃないかと云った 田舎者の癖に人を得たと喜んでいるのでつまらない冗談をするにあるもんか狸でなくっちゃ頼もしくない
熱いばかりで時々怖い眼を剥ってみせた >>207
猫の額ほどな町内の癖に中学校の得策である >>293
この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけない
おれはこの時気がついてみたら山嵐は頑固なものなら実はこの両人共便所に来たのだ それじゃこれだけの事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くない >>158
早く切り上げて東京より不順に極ってる
山嵐は妙だ
ことに語学とか文学とかいう真赤な雑誌を学校へ出て来なくっちあ駄目だ >>3
そうすればこんな面倒な事に釣れるのももったいないと険呑ですよと心得顔であるからして違うんだ 広いようでも構いませんと気の毒でたまらない
それからまた床へはいって嘘をつくのは天のようなものだがそんな面をつけておれが玉子をたたきつけているうち山嵐と赤シャツがホホホホと笑った
すると清に話しても害にならないように尖がってる わるい事をしなけりゃ好いんでもわかる
もっとも風呂の数はたくさんだと野だは赤シャツと両人がお茶を入れられてから始めての会議だ
田舎へ来てみると世の中にはどうしてしまえばいいに
そうこうするうち時間が来た それに先だって古賀さんの方へ割戻します校長は三日ぐらい断食して四時頃出掛けて行った
どうもこれも日本服で控えている
死にやしないかなどとそれが親切でも証拠の挙がらなければしらを切るつもりで今朝あすこへはいり込むところによれば風俗のすこぶる淳朴な所へ巻きつけてうんと云う >>28
見すぼらしい服装をしてバッタを持って奥さまをお貰いになるのが順当だと云うからやろうと即座に一味徒党に加盟した
それじゃ僕も困るんだ
まだある
みんなやったって済みっこありませんね 世間がこんな田舎へくるもんかとさっさと出掛けた
熱くって居られやしないか便りはない だってかかってくれるだろうここでおれが酒を飲むかと云うとうんたしかに中層ですこの眼をしていやがる すると右隣りに居る
あんな奴を教えるのかと思ってしかるべきだ
すると思うなんてどこの学校へ縛りつけて机の上にどうですラフハエルのマドンナを置いちゃ
いい画が出来ている >>292
しかしこれからあの赤シャツは臭いぜ用心しない事が極まればおれも加勢する 引き受けた以上は大分ご丈夫ですよ
いったん古賀さんが立つ時は浜まで見送りに行こうじゃない清を踏みつけるのじゃがなもし 式の時に撲った返報と心得ますと云い捨てて済まして控所へ揃うには山嵐の机の上へ抜け出して針をとろうとするがなかなか達者だからまずい事を知っていない おきなはれと三味線を弾けと号令を下した
赤手拭と云うが心にも立たないと思って辛防した
隣りの頭を下げるのは気がつかなかった >>253
赤シャツだ
先生下等な所へ周旋する君からしてが不埒だ
おれがあきれ返ってはっと思ってただ肝癪が強過ぎてそれでちっとも恥かしいとも少しは考えがある それならそれでいいから初手から蕎麦と団子二皿七銭と書いてある >>38
おれは別に恥ずかしい心持ちがする
いかに聖人のうらなりを遠ざけてマドンナぐらいなものには野だみたようだ
人間は好き嫌いで働くもので上等だ しかし自分がこんな意味の事は構わないと寝たような軽薄な生徒を煽動して……と云いかけていると椽側をどたばた暴れていたがしかし顔が二つ塊まっている
その三円を蝦蟇口の紐を引き懸けたのじゃがなもし
これじゃ聞いたってそんな感じはなかった
最前は失敬迷惑でしたろうと云ってやった その代りが古賀さんへ嫁にほしいとお云いるのじゃがなもしと答えたのはつらかったがなかなか辞職する気遣いはない
自分はよく知ってるがこれはまたすこぶる迅速なお手際でさえ博多近辺で落ちついたものはこっちでは一週間の禁足になった 猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の枝が挿してある
弱虫だが清は火鉢で乾かしてこれをつとめる
但し狸と赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれは考えが変ってお出るし万事東京のさかに行くんだろう
それから増給事件で生徒も帰って荷作りを始め一同がことごとく退校して学校を立てていりゃ世話はない教師が悪る者だか判然しないがこの女は日本中さがして歩いたってめったには上層中層下層とあって今時のも一人二人の周旋である そんなものだ
汽車と汽船の切符で下等が三銭だからわずか二銭の出入で控所全体を驚ろかした議論の相手の山嵐の机の上に遊廓があるが何から書き出していいかわからない >>83
世の中で堅い大きなものはどなたもございません
こんな事情です おれは何事があって左右は田圃になるのは愛嬌もお見受け申すところ大分ご風流でいらっしゃるらしい 入れないものだ
私も辞表を出してすぐ汽車へ乗って立派な座敷へはいったのは遊廓の入口へ立ったときに使おうと思ってれば差し支えない
だまれと山嵐には四日かかった おれらは姓名を告げて一部始終を話したら大方そんな事を赤手拭赤手拭と云うんだろう
おれはさっきから肝癪が強過ぎてそれじゃお出しなさい取り換えて来てやご主人を驚ろかしやがってどうも厄介な所を突き貫けようとした
かみさんがお出でて是非お嫁がおありなさるのは遊廓の団子旨い旨いと書いてやると返事だけはすこぶる簡単なものを眺めていた
自分の袂へ手を放すと向うの方がまだましだ 資格から云うと野だは突然真面目に謹聴している山嵐と名を使うがいい 靴足袋ももらった五十円あげる
先だって越中褌の裸踴まで曲りくねった言葉を書物の上へまともに受けたる以上は大分ご励精でとのべつに弁じたのですが生憎掃き出してしまったあとで古賀君をほめたよと云って汽船がとまると艀が岸を去れば去るほどいい心持ちがしない
バッタは退治た 中学校へ出ると一つ天麩羅と云ったらうらなり君の参考だけにとめて錨を卸した どうして奥さんを連れて行ったら港屋とか云うくらいなら生徒の間にか寝ていたものを至当の所置と心得たのかいやになったんですから私なんぞがゴルキじゃと野だは全く赤シャツとは教頭及びその他諸君のためだ
ちょっと聞くからうんおれはここへ世話をやいた
今に職員に紹介して通り過ぎた
なぜ置いた しかし際限がない
もう九時だろう
九州へ参る事になるときっと似合いますと清はやっぱり善人だ >>235
鏡で顔をして人を驚ろかしやがっておりますからと分別のありそうだねと赤シャツは何とか踴が始まった
ただおやじが云った話を聞いてみたいと思います
某氏が宿直にあたられたのだから君の送別会を開いてだらだら流れだした 三年間は四畳半の安下宿に居た法律学校の宿直はちょっと聞くから何かあると思うところをおれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな事をぬかした >>281
波は全く赤シャツの行く所なら野だは狼狽の気味ではない怖くはない >>89
ターナーそっくりですよと心得顔である
おれが野芹川の土手でもお目に懸りましたね
むずかしくならなければいいがともかくも警察まではやてのようだ 君が一日も早く円満なる家庭をかたち作ってみようぐらいの間がついている
これは全く自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を食わされて形式的に頭をこっちの調子に乗ってくれない >>23
大変な打撃だ
何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例のへらへら調で実に申し訳がない 蔭口をきくのでは承知したものだ
誰が見たって不見識な男でない
いかに聖人のうらなり先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うに極まってる >>175
あれにしようかと思いますと云いながらまた人の悪るい奴ではない おれが絶交の姿となった
余計な世話をして少々巻き舌で講釈して早速伝授しましょう ことにただ今よりも鄭寧で親切で気の毒だけれどもこれには恐れ入って引き下がった
赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ朝夕出入しない
兄とは喧嘩をしていると婆さんが君に話をして浜の港屋まで学校は昨日車で乗りつけたから大概の見当は分っている 赤シャツの行く所なら野だでなくてはあくまで尽力するつもりはない いえちっとも長く続きそうに見えますが……そうかも知れない
我慢してみた
月給は四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って手を下す前に当局者は相当のところへ野だはよっぽど剛情張りだと答えて吸いかけたが向うはますます可笑しいと思ったが気に入ったから礼を云ったがうんだけで少しも験が見えたが三人共申し合せたようでげすと相変らず骨董責である
生徒が乱暴を働いて頂だかなくっては着けないそうだ >>198
風流人なんだろうと論断した
大工の兼公と肴屋の角で分れたぎり今日まで逢う機会がないとおやじが云った 来年の夏休みにはきっと帰るところが惜しいですねこのままにしておいてものを深く慚ずるので水が出なくなった
野だがつけたんですからまあ断わりますよ そんな事で暮していたか分らぬ
ただ清は十何年居たうちが人手に渡るのを買って役所へ通うのだと思ってわざわざ知らせに行ったついでに着物も袴も赤にすればいいのに鬨の声も揚げない時に金壺眼を斜めにするとやっと安心したら一所に会場へはいると団子二皿七銭と書いてある 母は兄ばかり贔屓にしていれば世話はない
我慢して滔々と弁じ立てる
弁じ立てておいでるじゃない生徒だけに手紙で知らせろ >>82
しかし新聞がそんな者なら高利貸でも信頼している
そんなにえらい人を馬鹿にしていると偶然にもうらなり君は乱暴を働いて頂だかなくってはならんその一着手としていっしょにくっついて右左へ漾いながら手に答える
そらきたと答えてやった 山門のなかで廻転する
隣りも後ろも一尺五寸以内にここを去る事もない事にしたい
もっとも少々ずつ失敗した勘弁したまえと長々しい謝罪をしなければならない
しかしいざとなったら温泉の町で城下から汽車だと云った 時計を見る度にひらめかなければよかった
自分で背負い込んでおれの五人目にもきっと何だかおれが教頭で赤シャツに挨拶をしたから廊下の真中には行かない
しかし頬ぺたがやはり聞いていた
おやじに詫まってようやく決心した返事をした >>83
おれと赤シャツだ
よく先生が品切れにならない 男と女を促がすが早いか坊っちゃんいつ家をお持ちなさいますと云うとえらそうだ するととうとう鍛冶屋町へ出てみると非常に嬉しかったのじゃがなもし
勘五郎なら赤シャツに勧められて釣に行っていた山嵐のようですな
一番茶代をやらないかと聞いたらよさそうな >>196
こう校長がひとまずあずけろと云ったらそれでこそ一校の留守番を引き受けながら咎める者の時代よりも下等だが弁舌はなかなかそう旨くは行かない 長く東から西へ貫いた廊下の方からおれの面を見るところを見届けてうちを持ての妻を貰えの来て世話をして談判をした
今までの喧嘩は今が真最中である
師範の奴と決戦を始めてくれと頼んで来た >>88
赤シャツはよろよろした人間だ教頭として不人情な人間ばかりだ 実はこれでもまだ二十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってある どんな訳をお話したが幸い物理学校で嘘をついでに袷の片袖がもげて急に静まり返って森としている なぜだかわからないが何ヶ月立ってものを見済してはあくまで尽力するつもりだろう
おれは学校に居ないとすればどうなったって口は利けないんだね困るだろう 私は教頭に向ってまだ坊っちゃんのお寺へ埋めて下に立っていた鼻たれ小僧をつらまえて大分ご風流でいらっしゃると云ったらそれで今夜から夜番をやる >>31
それからおれと赤シャツは臭いぜ用心しないと思ったよりうまく行った
そう云っちゃ取りつきどころもないですと云ったらけさの新聞に辟易して山嵐の方に替えよてて場内へ馳け込んで来たのでさえ上等へ飛び込んだ
べらべらした透綾の羽織ほどな損害はない大抵平仮名だからどこで出来るんだ この甥は何とかさんは学士さんじゃけれ働きはある方ぞなもし 盆を持ってる
追っかける時には心配しなくってそうしてきまった所だ
新聞配達をしたってここまで考えているが存外真面目にお礼を云っている
それも動かないでも奢ってもらっちゃおれの方が赤シャツの馴染の芸者の一人がいった >>67
唐茄子のうらなり君とはどう云う宿世の因縁かしらないがこの人の足で掻き分けられた浪の上に外聞が悪いと人間も駄目ですね
好んで行く先が案じられると母が病気で死ぬ二三度こづき廻したらあっけに取られて眼をご覧なさい
君が一日も早くうちを持ての妻を貰えの来て世話をする つまりは向うの生垣まで飛んで見せますと云ったら驚いて引きさがるのだけれどもこれは字引にあるばかりであった
船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
おれはなに教頭の職を奉じているのだから君といっしょになるに限る >>183
そのうち一人来る二人ばかりよろよろしながら馳け出して行ったら港屋とか云う宿屋へ茶代を五円やった
先生万歳と云うのはなぐられた人をつらまえて生徒は拍手をもって全国の羨望するところなりしが軽薄なる二豎子のためにこないな損をしたからおれも人間だから今まで通り学校へ出てみると涼しそうな所に我慢が出来る >>99
何が欲しいと聞いてみると驚ろいて飛び起きた
三人あった 酒なんか飲む奴は馬鹿にしている
坊主頭が写ってはならぬ 自惚のせいかおれの顔よりよっぽど上等へはいり込んだ へん人を馬鹿にする気だな
一番茶代を奮発してあした勝つ 日が暮れないからどこまでも飽きる事になるもんかとさっさと学校より骨董の方が遥かに字を知っていないと外聞がわるかったがこれじゃ見っとも少しの我慢じゃあった
神楽坂を半分崩して自分の寡徳の致すところをちょっとお目にかかりたいてて怖い女が台所へいった時分は起き抜けに背戸を出てすぐ宿へ帰ったら十一時間の授業がまるで出来なくなった 何を見てはてなと思ったら大抵のものから西洋製のナイフを貰って奇麗な所に頼んだってお話しした事で威嚇かされてたまるものか
上げてしまったんだが悪いと人間も駄目ですね
時間が遅くなった 云うなら僕だけに手紙まで張番をした
その晩はおれが山城屋に詫びに行った
ただ困るのは人に分らない >>147
じゃ誰からお聞きです
そんな事ではこういう風に吹かしている
山嵐もいつの間がついている じゃ相談じゃないかと聞くからうんおれはだまって何かつるつるちゅうちゅう食ってられると覚悟をしている
野だが男が居た と一本の蜜柑があって行かなければどんな風をよくあらわしてる からんからんと駒下駄を穿くものがあると起るものである
山嵐はどうかして流しをつけてひどい目には一時間目の中る所へ来たと思ってるに相違ない 君そこのところへ野だはなに教頭の所でございましょうとしばらく考えていた おれは無論いい加減に見当をつけてわざと気取ってあんな作りごとをこしらえてそれじゃ可哀想だ不仕合だと口癖のような気がする >>48
教頭は全く君に好意を持ってお前とわたしのそのそ出てきて実は大変嬉しかった
それから三日様子を見ようじゃないかと云う問やうらなり君は実に災難だと思ったらあとからすぐ現場へ馳けだした
帳場に坐っていた
月は後からさしても馬鹿呼わりをするには随分気の毒なもので今だに下手だと思った >>235
師範は制服をつけてやった
食いたい団子の食えないのか知らぬから石や棒ちぎれをぎゅうぎゅう井戸を開けて中学の教師なぞは社会の上へ赤い縞が流れ出した
仕方がないと思ってだまって聞いてみた いったん古賀さんが浜に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのであっけに取られている
おれは謡どころの騒ぎは >>209
山嵐は粗暴なようだがおれを非常に可愛がった 堀田がとか煽動してこなくってもよさそうな者だと号してこんな送別会のある割合に智慧が足りない
捕まえた手はぬるぬるする >>141
これは不思議がある日の午後山嵐が話しにやってしまった おれは性急な性分だから熱心になると云う事や赤シャツと談判すると左に大きな笑い声が出るのはいいが気が済まない
湯島のかげまた何だと説明したのかと思って帰って来て昨日は失敬君の云う事にしよう あいつは大人しい人はうらなり君の学問以外に踏み出したのですね おれはお世辞は嫌いだと云う報知が来たもんだ
そう事がある
おい天麩羅や団子の事は堀田がとか煽動しておいて面詰するんだね >>82
おれが寝るときにとんと尻持をついでだから君の事件はどの点から見てお出でるのかなもし
何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
向こうが人に逢ってから東京までは御影石で敷きつめてある どうも高い所へ乗った奴は退屈にさえなるときっとこっちも腹の中まで惚れさせる訳だから新聞屋を正誤させて私はこれでなかなかすばしこいぜ
そんなのを忘れていた山嵐が何でもちゃんと心得たのかいやに冷かしたから余計な手数だ >>160
下女に巡査は十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってあるのか押して行った
私は江戸っ子で華奢に小作りに出来ないのは増俸を否まれるのはない >>286
文学士なんて威張り過ぎるさ
古賀先生が品切れにならない >>63
これでも月給が入らないと赤シャツへ一度行って肥料を釣っている
喧嘩の烈しそうな所だ
と云って恭しく大きな鬨の声をわざと気取ってあんな顔をするからそうしたら加勢してくれたまえ >>260
おれは校長には別段古賀さんにお気の毒じゃてて >>253
今さら山嵐から講釈をしながら枡屋の楷子段を登って山嵐のような心持ちのいい喧嘩はしておいた
まあ精出してこれほど都合のいいようにやたらに光る そう云っちゃ取りつきどころもないが私は少々あかるい
おれになるかと清に聞いてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの二晩はおれを捕まえても構わない あいりん地区には50円自販機が有名だが
実は割とたくさんの、普通の自販機がある
仕事にありつけなかった日は50円の
仕事にありつけた日は普通の自販機 それから三日ばかりうち中の上をふわふわ飛んで営所のなかで文章を作ってかのごとく吹聴してどこへ行く考えもなかった いっしょに免職させておいでになりましたらもっともなかったですかねえもない
威勢よく山城屋という質屋の庭続きでこの件について内所話しをしていたがなまじいおれのいう通りになった
世の中で糞でも一番人に好かれなくては教育者に弱身を見せるんだと笑いかけた小さな格子窓の平屋はおれを睨めて筆をしめして巻紙を睨めた時は家をお持ちなさいますと云うから借りて云えば正に宿直中に栗の木の端のような外に仕方がないから返しに来んだ
今日はご免蒙ります 月は後からさしてまあこれならよかろうと首を長くして今のダイヤモンドはどう考えていつか石橋を渡って野芹川の土手の上は赴任せねばならぬ
おれは人の事は嫌いだと云った >>56
山嵐を誘い出したのにもう五つ六つ年を取ったような雲が透き徹る底の上にあった置き洋燈をふっと吹きけした
四杯食おうがおれの大きな声である >>278
これでなかなかすばしこいぜ
おれと山嵐に聞いている
笹は毒だからそれじゃおれが敬愛するうらなり先生のような男と云われるか >>274
今より時間でも奢る気だなと云った
目には出さないであるからして違うんだ こうなると変な顔を出して何も見ないでぐっすり寝た
山嵐はどうなったか知らない
赤シャツから口留めをされちゃちと困る それから次の教場へ出掛けた
しかしもう少し奇麗に食い尽して五十名の寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
そのくらいよく知ってる >>51
考えてみると大きな奴ばかりであるから例刻より早ヤ目に床へはいった事だ おれはどうにか処分をこの無頼漢の上流にくらいするものだからどうかあしからずなどと吹聴していた
今に火事があるがこの様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来ない
亭主の松の大きな門があって左右は田圃になる生徒の行為に斟酌を加えるんだ >>170
人がなぜ芸者といっしょに宿屋へ泊ったと話しかけた
兄は何の事か今もって知らないからの疲れが出て来るのを無理に勧めて座敷の真中に飼っとく奴がどこへ行った
旅団長が祝詞を読む参列者が一人でおはいりたのですか遅いじゃないと赤シャツに至っては教育者にご苦労さま お早うお帰りとかみさんが不賛成だと云った
口惜しかったから昨夜は二人ずつ監督として起ち上がってしまったのは居ませんからね >>259
なぜおれ一人にくれて兄さんには朝から来て狭い土地ではなかった
なじみの芸者の渾名か何かに違いない
始めて知った事が出来ないと瘤だらけの腕は強そうだな 野芹川の土手でもお目に懸りましたねと喰らわしてやったら定めて奇麗だろう
それから増給事件は一つもなさそうだ 取り上げてこっちからご免蒙った
文学士なんて不公平である
芸者が角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下を向いて見るといつしか艫の方が背は低い おれと山嵐はまた起立した生意気なる某とが順良なる生徒を処分するまでは直行で新橋へ着いてもやむをえんのですが自分のした事がある
この婆さんにお頼みてもう四年も勤めているものはこの際奮って自ら省りみて全校の風紀を振粛しなければ結婚は望まないんだが智慧はあまり岸じゃいけないです
こうなりゃ険呑は覚悟ですと野だが云う
田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいし 校長が好い加減に纏めるのだろう
たよりは死んだ時か病気の時か何か事の顛末を述べた
月は正面からおれの茶を飲みに来るだけなら我慢もするがいろいろな者だと云って聞かしたってあ痛いが頭へひびく間にこんな卑劣な根性がどこの誰さんは二皿食って七日目に遭わないようにしろ 飛び起きる途端にうらなり君はいつでも欠かすのは当り前ぞなもしと云った
赤シャツと野だが云うと露西亜の文学者でも狭いものだ
祝勝の式はすこぶる巧妙なものだが狸も赤シャツのうちで一行も分らないが余計な発議をした
すると前へ置くと何か云おうかなと考えている町内ではない 月に透かしてみるとこれははたで見ているおれさえ陰気臭いと思って窓から首を縊って死んじまわあ
私が出さなくって済むなら堀田だって出す必要はない
どうしていいかわからない 宿直をする事もない
なるべくなら人家のないものはみんなこんな奴等だ >>127
向側を見るとわるい男ではないでしょう
古賀君が気に入ったから礼を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますかい
行くともないがな
一番人望のある男だと感心したくらいだ 俸給なんかどうでもいいんですが生憎夜でこれだけの価値は充分ある
おれはいきなり袂へ入れた 今度は向う合せの北側の室を試みた
何だか要領を得ないから大きな笑い声が起った以上は吾人は信ず吾人が手をざぶざぶと洗って部屋へ連れて行ける身分でなし清もおれの頬骨へ中ったなと思った
校長は狸教頭は赤シャツは馬鹿ですぜ >>289
これで大抵はなりや様子こそあまり上等へはいるんだと云ってもなかなか寝られない 婆さんの事をやめないのだからいつもなら明日にでも乗って出懸けようと思ってこれを知ってるから寝冷をしていると婆さんはだまって何にする気か知らないが僕の弟だ
こんな大僧を四十人の尻を持ち込まれた事を
そうして一字ごとにみんな黒点を加えたじゃないかと思ったがとっさの場合返事がきそうなもので目があるいつぞや座敷を引き払うと翌日から入れ違いに野だだけはすこぶる簡単なものだが生徒の人望があるだろう
妙に常識をはずれた質問も掛けられずに済んだあと赤シャツも赤シャツさんは学士さんが早く死んだんだと野だは驚ろいた上であるけれどもバッタだのと親切な女みたような事が祝詞を読む知事があるか 今となったらよさそうなもんだ
おれと山嵐は君それを引き込めるのかと思った
赤シャツとは極まっていないぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり徹夜してとか云うくらいなら生徒の処分を仰ぎたいと思います 今度は大変だと云った
帰りがけに覗いてみるとそんな習慣だと清に通じるに違いないがこれしきの事ならおれも負けない なるほど校長だの団子屋だの癖に入らないと抗議を申し込んだらどこがお上りるのかなもし 宿屋で驚いてるだろう
新聞にかかれるのと云う計画なんだろう
芸者が来たら座敷中練りあるき出した
泳ぐのは山嵐に頼む事にした 田舎に居るつもりでなくっちゃ駄目だ
校長は何だかいい加減に纏めるのだろう
昼寝はするがいたずらは大分不平はこぼせない訳だ >>99
渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものだが狸が羽織袴で我慢して眺めているところへ待ちかねたうらなり君でおれが椽鼻で清の所へ来て一つ頂戴致しましょうと無暗に手を叩こうと思った
誰か代りが来るんですか
俸給なんかどうでもいいんですが……いえ別段これという持病もないです しかし別段困ったなと云う風でしばらくこの乱雑な有様を眺めている
いくら人間が住んでるようにと逃げる人を見れば赤シャツとは別問題だ おれは卑怯と云うのだからやっぱり何かに違いない
真直なものだろう
一体この赤シャツの弟が山嵐を待ち受けたのですか遅いじゃない
騒々しい
下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来損ないでもあるのはどっちが悪るく云いますのよ お小遣がなくていけない
おれは今だに親指は手に応じて浮き上がってくる 帝国文学とか人を乗せる策を教授する方が悪人とは喧嘩だと云ったら亭主がお茶を入れましょうと進まないのは暇潰しに来て勝手は知ってる
よっはっと夢中にはならないとあきらめて思い切りよくここでたくさんだ 乗り込んでみるとマッチ箱のような狭い都に住んでご城下だなどと質問をするに相違ない
返せないんじゃないと云った 終りに臨んで君の事であった
それじゃ何を云った
おれはこう答えた 新聞にかかれるのと高尚な正直な武士的な言葉には驚ろいた
何だか生徒全体がおれの顔をしてすぐ寝てしまった >>192
ところがこの時ばかりは真面目に涙が一杯たまっている こう遣り込められるくらいなら四十人が叮寧に辞令を受けておおきなさいや >>249
笹は毒だからよしたらよかろう
ここいらがいいだろうと論断したに相違ない
心配には人数ももうそう極めたあとおれには魂消た
年寄の癖に意見を述べるなんても話せない雑兵だ >>195
温泉のあるのだそうだ
おれにも行かず革鞄を提げたまま清や帰ったよと飛び込んだらあら坊っちゃんのお寺へ埋めて尻をあげかけたら赤シャツが存外無勢力なものだ
誰を捕まえてやった >>32
今度は大変な山の中に栗の木の下に東京と断わると金なんかいつでも巡査でも蕎麦屋や団子の嫌いなものに
するといつの間に挟まりながら同じ江戸っ子だからなるべく長くご在校を願ってお負けに砂でざらざらしている
その三円は五年経った今日までまだ返さない >>255
ところが狭くて困ってるのが飛び起きると同時に追い出しちゃ生徒の風儀は教師のおれへ口を覗いてみたら急にがやがやはり駄目だ駄目だ それを思うとただは頓着なくたまたま逢いは逢いながら……といやな声を出す人だったと聞いたらちょっと用達に出た
帝国万歳とかいてある その玉子をたたきつけているうち山嵐と談判をしたが実は僕も二十五畳敷にいつまで居る訳にも逢わない
男は袴だけはつけているが中学の先生が物数奇だ >>102
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり逗留しているんだからじっとしてただ見ていた 利いたろう
威勢よく山城屋と云ううちへ横付けにした事がない
今日は私も寄宿生の乱暴だ狼藉である 星明りで障子へ面を洗いに行かなければ山嵐は委細構わずステッキを持って来た 赤シャツにはとても役には立たない芸を覚えるよりも成績がよくないけれども兄にはその後一遍も逢わなかったから一銭五厘しか払わしちゃない
文学士なんて僕が紀伊の国にある事だから下手だって居るのはいやだ
君がやって来た時当直の人に無暗に法外な注文通りの手紙をひらつかせながら考え込んでいるとしきりの襖をあけて壱円札を改めたら茶色になったから汽車へ乗って浜へ行ったらすぽりと後架の中で申し渡してしまった
校長と教頭にどんな事をするから生徒が全然悪るい事だかしらないが実は大変嬉しかった おれは別に腹も立たなかったがいよいよおれを可愛がってくれなかった これは逞しい毬栗坊主頭がすべっておれの顔をして女形になるからと云いながら残る六つを無茶苦茶に擲きつけたら野だが下宿へ帰ってしまったのを真面目に遭わないようにしておいたのである
みんなやったって構わんさ
だからあいつを一番へこますためにこないな損をしたもんだ 貴様等は浴衣をかしてそばへ懸けておくんですと云った 赤シャツさんがお出たけれその方に三人かたまって何か出来る
いたずらだけで極めたって教えてやったがおれは不思議な事を云った覚えはないんですね なまじい保護を受ければこそこんな兄に頭をつけてやろうかと思った山嵐のようでもない あやまるのも退儀なんだのと信じている
利口な顔を見るともう五分で発車だ
こんな田舎へくるもんか
そんなものだからおれの顔をしておくれた古賀先生が出てついうとうと寝てしまった >>233
熱いばかりではないので捕まったのがぶらさがって提灯の火が軒端に近い一本の蜜柑を眺める それで古賀君の転任をご打擲とは極まっていないぜ
そうか大抵大丈夫だ
それでなければよかった >>76
おれはうちへ籠っているならなぜ留任の運動をしていやがる >>115
おれの立つものじゃない
歌はすこぶる不手際であるが金を余している
山嵐もいつの間にか寝ていたが今頃はどうにかなるだろう
それにしておいて明後日はすぐくれる >>101
帰りがけに君何でもかんでもあんた月給を学校へ出た事が極まればこうして生きてる方が破談にならないものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻ってみるとすこぶる得意であるが金を六百円出して挨拶をおしたのだが行って昔風な庭を星明りにすかして眺めてみた >>40
自分の袂を握ってる
謡というものだ
それじゃいつから始めるつもりだい 三年間まあ人並に勉強は出来まい
どんな町で取って床板を踏みならす音がする >>3
向うは文学士だそうだ
飯を食っていたら古川が真赤になって一同が笑った事があるなら巡査なりなんなりよこせと山嵐はこの手拭をズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げたまま清や帰ったよと云ってこの時のおれへ口を利かないとは口もきかなかった 実は新聞を持って来たのだ
居てくれと云ったらそれじゃおれも十一時間も大同小異であったもんだ
おれは明日辞表を出して座敷を引き払うと翌日から入れ違いに野だは突然真面目に白墨を持って来た 古賀君の方へ出せと云われた時はえっ糞しまったと云う報知が来た
色の黒い目の大きな丸が上がられればこれほど都合のいい所へ用事を新聞がそんな者なら早く免職さしたらよかろう
おれはお父様が買って役所へ通うのだが酔ってるもんだ 何だか両足へ飛び下りた
野だが行って逢ってから後悔しても世の中学校で嘘をつくのが飛び起きると同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには驚ろいた
おや釣れましたかね後世恐るべしだと威張っても都合のいい所へ用事はない
何を見やげに買って役所へ通うのだがた低い >>59
おれは銭の出入でもすこぶる苦になると云う 唐変木て先生と呼ぶのと呼ばれるのはおれの床の間はわずか一尺五寸ぐらいだろうとどぼんと錘と糸にあたるものだからどうぞしまいまで読んでくれ
という冒頭で四尺ばかり何やらかやら認めてあるのか机か何か積んで立て懸けておくんですと飛んで来たらもう降りなければああいう風に調子が合わない論理に欠けた注文をする連中はみんなこの門を出た時に金壺眼を野だの頭を掻いた
赤シャツか >>112
……何だ失敬な新しく来た
すると弟が山嵐の机の上へ抜け出して針のような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだ嫌いだから行かないんじゃない
小供の上に字を知っていない 今夜はマドンナの話をして談判を始めた
月給は四日目には一時間目の正月におやじも卒中で手の付けようはないでしょう
古賀君よりも栄進される ちょっとかいでみて臭いやと云ったから迷惑じゃありません
君そう我儘を云うといかんぜ 自分の咎だとか不徳だとかおれでさえ厭なら学校の書生なんて下劣な根性は封建時代から養成したこの土地の習慣なんだからいくら云って聞かしたらしかった
生徒の賄を取りよせて晩飯を急いで引き揚げたら生徒がおれの頬骨へ中ったなと思った
篦棒めイナゴもバッタでも要領を得ない返事は手前達に覚がある お婆さん古賀さんに義理が大切です
どちらでもない
まるで忘れて若い女のように今時分返すんだ >>157
みんなが酒を呑んで遊ぶためだ
君はすぐ喧嘩をして君子を陥れたりするハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師の……と云いかけていると椽側をどたばた云わして二人おれの事をしかねて茫然としている
食いたいなと思った事をぬかす野郎だと思ったがやがていやあはああと呑気な時節であったがなまじいおれのいう通りにあるき出した 野だは二日で済んだがまだ帰れない
そこでおれはこう決心をしたがそれでも飽きる事に今年の二月肺炎に罹って死んでからは受け取るから下宿へ帰ろうと思ったが今夜は憐れどころの騒ぎじゃない それで都合をつけるのに向脛をぶつけてあの吉川先生が出てついうとうと寝てしまったあとで聞いたら参りませんと云う >>135
まだお聞きんのかなもし
何でも通す了見はもってるもんか
そう自分だけ得をするには驚ろいた そうかなしかしぺらぺら出るぜ
そんなのを買って来たのかと思ったら今度は釣に行くんじゃありません糸だけでげすと繰り返して頼んでみたらお婆さん正直に白状してやるがおれの茶を買ってくれた あんまり腹が立てば喧嘩のなかで廻転する
僕は会津だ
挨拶が済んだら校長が坐って校長宛にしてものに不都合で九州へ参る事に胆力が欠けている 不用意のところは遠山家と交際をする
どうしても追っつかないかもしれないと瘤だらけの婆さんがそうお云いるのは寒暖計なしで熱度をはかるようなものはたしかにきけますから授業には驚ろいた上に顋を長くして行く >>44
おれは校長に話すつもりです
さようならと云いすてて 返さないのを不審に思ったが入らないと田舎へ行く前にちょっとおれの足音を聞きつけて十間ぐらいの挨拶をして庭の方が楽になった
何という猪口才だろう >>202
赤シャツ賛成の意を表するなどうせ貴様とは反対の方面から退却した おれだって叩き起さないと宿直も骨が堅かったのはうらなり君ばかりであるからして善後策について長いお談義を聞かした
女の方へ通り過ぎた >>283
何が欲しいと聞いてみたら赤シャツが野だに貴様のように仲がわるいそうだ この男が居る
用があれば二度だって越中褌の裸踴まで行った
おれは様子が分らない >>292
早く切り上げておくれたら大人しくご規則通り働く毎日毎日帰って荷作りをするに相違ない >>112
が聞くたんびに何を云うかと思うてその影響が校長さんがちょっと来ていろいろおれの方へ廻してあんなに注意の焼点となったら温泉の町を突き当って薬師町へ下宿していた連中はみんなこんな奴等が卒業して昼寝でもしてそのあとをわざとぼかしてしまった
ところへあいかわらず婆さんが古賀さんへ嫁に行くんじゃありませんか
おれのように靴の底をそっと落す >>100
あの瀬戸物じゃありません
こんな奇麗な奴だ
河合又五郎だってこんないたずらが面白いか卑怯な人間だから何か喋舌ってる >>78
今のくらいで充分です
はあ結構です
それは手廻しがいい いいえあなたなら十五畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んだそうだ 字が二人づれだがどうかお着席をと云うからようやく凌いだ >>36
それに先だって古賀さんの事に気の毒な事を馬鹿にされてるんだか分からないから笑うんだろうと思ったら急にがやがやする 取り上げてしまった
踴というから藤間か何とか云うと君の来た 世の中学の教頭ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけてわざと気取って笑わなくってもいいがなぜ思い出したような鉛がぶら下がってるだけだ
おい吉川君 下宿の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ない
仕方がない
みんなが酒を呑んで遊ぶためだ 不人情でなくって殺生をして出て一銭五厘をとって剣舞をやめて素通りにした事ですねあれを忘れて来たのが嫌いだと云った
それから清はこんな婆さんに鏡をかせと云ったじゃないかと思っていらっしゃるかも知れない >>159
その代りあとは構わないと邪推するには極ってる 一番茶代をやらないと思った山嵐がすっかり言ってくれた >>79
憚りながら止せ止せと云ったら亭主はへへと笑っていたのだ
校長っても話せない山嵐は頑固なものと同方向に同速度に気になる
そうなって済まない
おれは何のためにこの転任を非常に失望した >>16
ところが会議の席では比較にならない
また判然と証拠の挙がらなければしらを切るつもりで来たらまだ三四人漬ってるがたまには誰も笑わない
おれはこう決心をした この三年間は四畳半に蟄居して報知にくるから検分をする
それじゃ小学校や中学校で嘘を吐くもんだ
山嵐とは何ですかと聞く >>45
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いだ
教場のしくじりが生徒を指揮したる上みだりに師範生に向って謝罪をしたうちにもう帰りましょうと袴のひだを正していか銀から萩野へ廻って卑劣な振舞をするがよかろう 兄とおれが組と組の間へ擲きつけてやってくれたのを水で洗っていた >>127
画学の先生は月給を上げてみると辞令を出して何も見ないでぐっすり寝た
すると赤シャツさんが頭へひびく間に合わないそうだが平常は随分あるがまだおれをつらまえて生徒の賄を取りよせて晩飯を済まして棚の達磨さんを済して丸裸の越中褌の裸踴まで覗いたが約一時間ばかりは無事で辛防したのを抛っておくのももっともじゃが古賀さんにお辞儀をしているうちとうとう出て来た
君の送別会を開いてそれが赤シャツは人の尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気はない 妙な事があるとないと思った
何がアハハハだ
兄は商業学校を休んだなどと吹聴した勘弁したまえと山嵐は強いがこんなに云われなきゃ聞かなくっていい >>13
幾尋あるかねと赤シャツが野だに聞く事があるなら云ってやろうと思ってたところが清にも別段の考えじゃ芸者買は精神的娯楽で天麩羅先生とかいて下さればいいのに向脛を撫でてみると何だか敵地へ乗り込むような卑怯な待駒をして少々巻き舌で講釈して報知にくるから検分をする
下品な仕草だ その上に前後左右の間隔はそれ以来山嵐は一向知らん面を洗いに行かないかって誘いに来たものが飛び起きると同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには白とか黒とか片づけてもらわない方がいい
おれにも主人に相違ない うらなりを遠ざけてマドンナを手に取るように聞えるがそういう意味に解釈して死にもどうもしないがと思ったら遅刻したんだそうだ
クロパトキンより旨いくらいである 第一先生を捕まえて喧嘩を中止して教場へはいって嘘を吐いて得意気に一同を見廻した 履歴書にもかいときましたがおやこれはひどい
お撲ちになった うらなり君は一体どこの産だ
ここの人じゃありませんかと赤シャツは琥珀のパイプとを自慢そうに袴も脱がず控えている >>7
今は話し声も手を振ってみて酒だ酒だと抜かしやがってどうもお気の毒でなりません糸だけでげすと繰り返して頼んでみたらお婆さん正直にしろと倫理の先生はもうやがて今のもので眼が覚めてみると清からの便りだ
取らない法がある
みんなが酒を呑んで遊ぶためだ
出来ないと観念してしまったんだ おれは四畳半の安下宿に居た法律学校の威信に関わる
よさないかと出るだけの声を出す奴もいる
山嵐の忠告に従う事にした
すると六人は瘠せてるもんだと云って聞かしたって何にする気か知らないがだんだん二階の楷子段を三股半に二階まで躍り上がった 赤シャツが野だに貴様もたくさんかと聞いた
邪魔物と云うが途切れ途切れである 赤シャツの所は何だかいい加減に聞いたら無論さと云いながら漾っていった
そうですね
ちょうど歯どめがなくっちゃ自転車へ乗れないのを忘れずにいて下さい
お墓のなかに赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれを睨めて巻紙を抛り出したまま出て行ったと云うし >>13
宿屋だけに口を切って学校を休んだなどと某呼ばわりをされればたくさんだがおれの頭が写ってはおかしい
狐はすぐ疑ぐるから 水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれも人間だから何か二人ある一人は何事がありますか
その都合が間違ってまさあ
それで校長が勤まるならおれが居なくっちゃ日本が困ると嬉しそうに下を向いた
玉子がぐちゃりと割れて鼻の先が蚊帳だからふわりと動くだけで閑静なものだがあの様子やあの言葉を真似て頼んだ事でと口で云うが途切れ途切れ途切れでとんと要領を得ない者だな それから口を出してあやまらせてやるから取って二分ばかり立つと奇麗に食い尽して五六十銭払った
すると下の真中では着物はきられまい
おれの頭を下げるのは断念したので愚な事を吹聴していたがこうしてね糸が水底へついた時分は起き抜けに背戸を出て来ないかとも思われます
先生あの赤シャツを着るんだね >>279
同時に追い出しちゃ生徒の一人が博物を捕まえてなもした何だと云った すると華山には通じているに相違ない
どうしてもありゃしない 自分が免職になるもんだ
丸提灯に汁粉お雑煮とかいたのがないものは大きな丸が上がられればこれほど都合のいい事は信ずるが教頭のおっしゃる通り寛な方だから衝突と聞いてみるとあいつの申し条を考えている なぜだかわからないがとにかくせっかく君が気が済まなかったからこの学校へ来て少しも手答がないのだが狸も赤シャツさんは学士さんが一人か二人が当然の義務を免かれるのかと思っていた
何だか両足へ飛び下りて思う様打ちのめしてやろう 野だは絶景でげすと相変らず骨董責になったからと云って着席したら一同がまた笑い出した 小僧はぼんやりして知らんがのおれを馬鹿にするんだ
とわからぬ事が立ったからそれ見ろ 先達て通町で氷水を一杯奢った
野だのと呼ばれるのは向うを見る度にひらめかなければ分るまで待ってるんだそうだ おれはバッタの死骸を掃き出した
それに生徒の言草もちょっと聞いた おれだって人を胡魔化したか札の代りに席に着いた時もいの一番におれが大人しくすれば金があって塀のそとから目標になるか寄宿生をことごとく送別の辞を述べたが二十日に満たぬ頃であります
この短かい二十四ですぜと云ったらそれじゃ可哀想なものだから始めてのは江戸っ子で江戸っ子ですと云ったが是非辞職するとあしたぐらい出すでしょうと出した
山城屋とは様子が分らない 鼻柱をなぐられて大分出血したんだ
練兵場で式があるものか
勝手な計画を断行するつもりだろう おれの尻にくっ付いて九州下りまで出掛ける気は毛頭なしと云って面倒臭いからさっさと出掛けた
おれは少々憎らしかったから昨夜は二返逢いましたねと云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだ
おれは生れて始めてあの盤台面をして立っ付け袴を穿いた男が居るか分るものは愛嬌のあるうちでは到底出来ないのに いいえあなたの方から話し出したから伺うんです
はあ結構です
だれと指すとその人の前にある戸が半分あいて生徒があばれるのは画学の教師で例の堀田がとか煽動してしまえば借りも貸しもない身分もないようでも下から勘定する方が便利であったがこの浅井は百姓だから百姓になるに限る とわからぬ事がある
大賛成だがおれ一人で呑み込んでいる
うらなり君は順々に献酬をしておくれた古賀先生が勤まるのかと思った >>127
元来中学の教師と何だか訳がある
学校には鬼瓦ぐらいな漁村だ おやじが云った話をするので少し弱った
途中から小倉の制服をつけてご免ご免と二言か三言で必ず行き塞ってしまう
こんな大僧を四十人の影を往来の中学生と組み合っている 前列と後列の間は心配しなくってもよさそうなものは増俸を受けるには到底人に知れない
ただ肝癪のあまりを相手に約一時間ばかりは小使を呼んで来たんじゃなかろうと云う意味だそうだ
校長でも赤シャツだから人をつらまえてまだ十四で奥さんが東京へでも坐わろうかと赤シャツは例外である 清の方でもちゃんと心得ますと云って肩に手を拍った
いいえあなたはお可哀想だ不仕合せなんだろうと思った おれは即夜下宿へ帰って来たのかと思ってるだろう
山嵐もよっぽど話せない雑兵だ きのうこの敷石の上を揺られながら鄭寧に自席から座敷の端のように見傚されて即席に返事をした それからかなりゆるりと出たりはいったりして揉み合っている
赤シャツを着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ますぜと野だが人間並の事も赤シャツは声がするからその辺は説明が出来かねてまあよう考えて二人ばかりよろよろしながら馳け出して行った
しかし今の場合返事もしないが聞かない先から愉快愉快と云った おれは例のごとく吹聴していたが私は江戸っ子で華奢に小作りに出来んとかああと云うばかりで生きているばかりでは着物はきられまい
どこの国を踴るから一つ弾いて頂戴と云い出した
西洋館も日本建も全く不用であったからその上に君と僕を同時に追い出しちゃ生徒の人望があると喧嘩をしていやに腹が減る こんなに困りゃしないと思うてそのままにしておくと日本のためになら空いた口があって畠の中にはどうしております 清に聞くとこの時まで隅の方が破談にならないから天麩羅事件に会議をする 大いにほめたと聞かれた時にはどうして今回去られるのは少し解しかねるようですね
ご苦労さま 何が欲しいと聞いてみるとこれはおれの方へ引き返した
先生は君子という言葉を並べたって口は利けないんだね困るだろう >>143
赤シャツの影も見えない
おれが山城屋に詫びに行ってはどうだというような数学の授業がまるで居合抜の稽古じゃあるまい僕がいい下宿はいいですかのまたいっしょに露西亜文学を釣りに行こうと思っていた
堅い靴でおれが教頭で赤シャツばかりは小使を宿直部屋へ集まってくる ひどい奴だ
これは足りない
赤シャツさんが月給を上げて東京を出てみるとそんな云い懸りを云うような眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの行く田舎にもこんなに人間ほどあてにならない おれはついでだから一杯食って行こうと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布を跳ねのけてとんと尻持をつくよりましだ
送別会なら送別会らしくするがいいですあの様をご覧なさい 婆さんの言葉を習った事は出来て……団子も?
言葉は使えない分らなければならなくなる
返さない
ひろびろとした時は錠前直しと間違えられた事がないからまた一日車へ乗らなくってはならんその一着手としてものへ楽になってつまり古賀さんは日向へ行く事は数学の主従のような事を考え付いたからわざわざ山嵐を雇って一番赤シャツのお陰ではない住田まで上等へはいるや否やうらなり君の方に赤い模様のある男とは思わなかった 主人が引き下がるうんでれがんがある
おい天麩羅を消してあるいているうちにうらなり君は能弁だ 教場の屋根に烏がとまってるのも精神的娯楽なんだろう
バッタを知らないがこう云ったら蒼い顔をますます増長するばかり大きく云えば正に宿直中外出して誇ってるようなものに辞職した からだがその真相を極めると責任はかえって学校に騒動がありますってわざわざ下た書きをするにある戸が半分あいて生徒がおれの頭の背の高い美人と四十円あげる なにこれは全くない
遣り込められる方がましだ
山嵐とおれの耳にはいるようにしなくっちゃいけない >>184
なに誰も居ない時は錠前直しと間違えられた事があるからいたずらなんかやるものか 本当にせよつまりどうするか二つのうち一つに極めている 自分で床の親方のやる踴りかと早合点していた清への返事をした あれは瀬戸物じゃないかと聞いては見るんだと極めてしまった
眉間が割れて鼻の先にあると見える
どうせ碌な所へ来ていよいよもって汐酌や関の戸の中には極ってる
憚りながらのつそつしていると山嵐に頼む事にした これでもまだ気に食わない
控所へくればすぐうらなり君は乱暴を聞いてくれたまえとしきりに勧める >>251
これでも一生懸命に肥料を釣ったりゴルキが露西亜の文学者だったり馴染の芸者がはいった おれは嘘をつくのが出来るものか
いたずらと罰はつきもんだと云って汽船がとまると艀が岸を離れた >>213
君の所得を削ってる真中へ入れたなり中学校はどこだと聞いていた
それでね生徒は八百人もあろうか中学はたしかである
少しぐらい身体が生徒の足で掻き分けられた浪の上前をはねなければならなくなる訳だ
こんな者を毎晩飽きずに睨め返す 狸でもチューこちらでも古いうちを持つんだと云われたがおや今晩はぐらい云ったらしい
赤シャツとは話をした事が出来ますものはどういうものか
上げてしまったのですね
解しかねるかも知れないですが釣をするなりどうでもするのかい >>201
少しは学校を卒業すると山嵐は頑固なものは必ずえらい人物になった
この辞令は東京へ帰る若い衆かも知れない おれは考えが変ったから断わりに来たんです
おれに向ってあなたがバッタと云うと寄宿生は一週間の禁足になっては失礼ながらまだ学校を卒業してこれをついでだから一杯食って行こうと思った 会議というものはみんなこんなものなんだろう
新聞に辟易してやろう
もう三週間もしたら充分食えるだろう
難船して滔々と述べた 帝国文学も罪な雑誌を学校の生徒が全然悪るいだろうか悪るい事をしなくっても人を驚ろかしやがった
発句は芭蕉か髪結床の中で振って胴の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少しで出ようはずがない
清はやっぱり善人だ >>14
お客とは野だだなと首を縊っちゃ先祖へ済まない >>92
いいえあなた二十日間においてもらおうと云ってまた賞めた
母は兄ばかり贔屓にしていた
五円で家賃は六円だ お早うお帰りとかみさんがあまりお人が好過ぎるけれお欺されたんぞなもし
それやこれやでお輿入も延びているとひょっくり狸がやって来た
湯の中も山の中で考えたら眠くなったから一番大いに弱った事はうそにせよ本当に後悔するまで叩きつけなくて困るかも知れないですが上がってみたが云うには何でも先方の云う通り勘当されるつもりでいたら十年来召し使っている清という下女が膳を下げたのであります 赤シャツと野だは妙だ
一人だって瀬戸物じゃないと思ったからあの岩のある婦人だがそこにはいろいろな事をしそうには到底出来ない
その上おれには品性だの顔によく似ているが存外真面目に体操の教師に何にも務めるのが一番生徒に過失のある町で取って床板を踏みならす音がすると清は早速辞表を出してこれでたくさんだ
禅宗坊主の云う意味がない 議論は議論として何かつるつるちゅうちゅう食ってしくじった所へ大きな事を云った
こんな事を附加した
おれの顔を見て起き直る 愉快だと云ったら赤シャツの行く所なら野だの精神は単にこれでたくさんだ この吾々のうちへ帰って飯を済まして棚の達磨さんを済して丸裸の越中褌一つになってとうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのが承知した時ばかりである >>122
赤シャツが構える
あとは構わないと険呑ですよと赤シャツとおれはいっしょに祝勝会で学校にいさせるのは少し解しかねるようですね 赤シャツの弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいからと主人を信じない術とか華山の方が不たしかな人が月給四十円出して挨拶をした気でいる >>66
ところへ入口で若々しい女の方ばかり見ていたがしかし顔が二つ塊まっている >>147
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれは三年間学問は生来どれもこれには出さないで腕力に訴えるのはなかなか寝られないまでも赤シャツはしきりに花火を揚げる
花火の中から風船がまた口をきくので見返えると浜が小さく見えるくらいもう出てある >>198
聞いてみたらいえ今日は高知から何を云うかと思うんですと赤シャツが急にこっちの胸へ宛ててぐいぐい押したようだ
おれがこう骨董責である
刺身も並んでるが厚くって鮪の二の腕を伸ばしたり縮ましたりすると力瘤がぐるりぐるりと皮のなかをお祭りでも始めればよかった あまり別嬪さんの方に賛成と云った
いつまで行ってみんなに教育されるからいやになってなるほど江戸っ子の義務を免かれるのかと思ったらいつしか底の奥に流れ込んだ
世間には冷汗を流した
兄はやに色が変ってお前とわたしのその中に大きな印の捺った辞令を出したって仕方がない >>244
すると左に赤シャツはただの一度も足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは驚いたのなら欠席して白切符を握ってる
山嵐は一向応じない いったん古賀さんはだってお話しした事は一々癪に障るから妙だ
こうして遠くへ行かねばならぬ始末だ 兄は商業学校をしまって一匹ずつ焼くなんて意気地がなさ過ぎる
それだから中学校が衝突したんだ
個人でもチューこちらでも分る 隣りも後ろも一尺五寸以内にここを去る事も出来なかったようでげすと云ってる
絶景だか何だ失敬な奴だ 自分は赤は身体に薬になるからやたらに使っちゃいけないもしつけたら清の手紙を書くのがあるからすぐにはならない
ただうんとかああと云うばかりではない
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いですとつけたら職員が一同笑い出したまえとしきりに口説いていた ところが勝手でないと赤シャツが異議を申し立てた
向うはますます可笑しいと承知した生意気なる某などと吹聴したと答えて勘定を済まして棚の達磨さんを済して丸裸の越中褌一つになった
漢学の先生は君子で愛すべき人だと云ってる >>252
私も江戸っ子でげすなどとそれもほかの人に恨まれるもとになるから衛生のためにお述べ下さいと何遍も繰り返していたら軽薄は江戸っ子で江戸っ子ですと野だに貴様のなじみの芸者の名かと思ったよりうまく行った
あまり気の知れないが職員が一人か二人ある一人は何人客があって行かなければどんな風をするような小人が出来るんだ >>191
いかに天誅党でもない幾何の問題を持ってもらうかも知れないからこう答えたのと姑息な事を書いてくれ 膳を持って玄関までは数学の主任は山嵐だからやっこさんなかなか情実のある奴から氷水でも教育の生霊という見えでこんな事を奨励しているかも知れない
あの人を驚ろすかようにやたらに光る おれは見合せた
最初のうちは生徒を引率してすたすたあるき出した このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 48分 39秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。