いうほど浮かんでるか?
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場所は小倉駅(北九州市小倉北区)近くにある「南山越町通」踏切。JR鹿児島本線の列車や、長大編成の貨物列車が頻繁に行き来します。線路は全部で8つあり、その長さは約45mに及びます。
これだけ長いと、踏切内に進入してから出るまでにも時間を要しますが、同踏切では横断中に警報音が鳴り始める場合もあるようです。
この踏切の路面には「踏切内とまるな」との文字が書かれ、それが浮かび上がるよう見えるのです。ただし、これは歩行者目線だと読みづらく、少し高い、クルマのドライバー目線で眺めると、文字が浮き上がります。
踏切の横にある大きな跨線橋から、望遠レンズで撮影しても、確かに「踏切内とまるな」の文字が浮き上がって見えました。
表示がある場所もポイントかもしれません。隣の線路とやや間隔が空く2か所に書かれており、察するに、この場所を安全地帯と錯覚してしまうようです。
この3D表示は2022年3月に導入されたばかり。どれほどの効果があるのか判明するのは、しばらく先になりそうです。
同じような3Dの路面表示は、例えば通学路などで減速を促す場合に、道路のペイントで幾何学模様を浮かび上がらせて障害物に見立てる「イメージハンプ」が知られますが、その踏切版といえそうです。
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