実は今回の比例で教会の支援対象は自民の宮島喜文元参院議員になるはずだった。日本臨床衛生検査技師会長の宮島さんは6年前に約12万票で初当選。改選期の今回は党公認を受けながら出馬を辞退したため、切り替えられた。

 辞退の理由を宮島さんは「高齢に加え、本業のPCR検査に専念したいから」と語っている。しかし、内情を知る党関係者によると、初回の選挙で旧統一教会の支援を受けたため、当選後に教会側からさまざまな要求があり、もうこれ以上付き合えないと判断したのが真相だという。

https://mainichi.jp/articles/20220727/ddm/002/070/135000c