神奈川県警・三崎警察署に勤務する男性職員(61)が、京急線の電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、29日に書類送検されました。
「若い女性の体に触れたいという願望があった」などと話しているということです。
県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検されたのは、三崎警察署に勤務する会計年度任用職員の男性(61)です。
県警監察官室によりますと男性職員はことし6月、通勤途中の京急線・金沢文庫駅から金沢八景駅間の電車内で、前に立っていた女子高校生(当時16歳)の太ももを、右手の甲で触るなどした疑いが持たれています。
通勤時間帯の車内を警戒していた警察官が犯行を目撃し、男性職員に話を聞いたところ、触ったことを認めたということです。
また、調べに対して男性職員は「若い女性の体に触れたいという願望があった」とし、ことしの春頃から、走行中の電車内で同じようなことをしたと話しているということです。
男性職員は減給10分の1・6カ月の懲戒処分となっていて、29日付けで依願退職しています。
職員の処分を受けて、県警の鎌田耕造監察官室長は、「警察の信頼を失墜させる言語道断の行為であり、厳正に処分した。 職員に対する指導教養を徹底し、信頼の回復に努めていく」とコメントしています。
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