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登録有形文化財「旧九段会館」の歴史的価値と最新テクノロジーを融合「九段会館テラス2022年7月29日竣工・今秋開業予定 国内オフィスビル初となる、スマートガラス採用や吸引式ハンドドライヤーの全館導入 Smart City Platformを活用したIoTソリューションを一元運用し、安心・安全に配慮

東急不動産株式会社と、鹿島建設株式会社は、両社で推進中のプロジェクト「九段会館テラスが、2022年7月29日(金)に竣工したことをお知らせいたします。

本施設は、登録有形文化財建造物である旧九段会館を一部保存しながら建て替えたものです。歴史的建造物の創建当時の貴重な技術を活かして保存・復原を行った保存部分と、お濠を臨みIoTを活用した地上17階建ての最新鋭のオフィスとなる新築部分の新旧が融合した、レトロモダンな施設が誕生します。

なお、本施設には東急不動産が展開する会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート九段下」と、これに併設し、健康なコミュニティを創造する「九段食堂 KUDAN-SHOKUDO for the Public Good」、創建当時の意匠を維持・復原した宴会場を含める「九段会館テラスコンファレンス&バンケット」、オフィスワーカーの健康サポートや利便性を高めるクリニックモールや店舗など、様々な付帯施設を備えていますが、これら付帯施設を含め、本施設の開業は今秋を予定しています。

また、本施設では日本のオフィスビルで初導入となる、米国View社が開発したスマートガラス「View Smart Glass」を採用しました。さらに、東京ポートシティ竹芝(所在:東京都港区)で構築したデータ連携基盤「Smart City Platform」を活用し、本施設内の混雑状況検知をはじめとするIoTソリューションを一元運用します。

加えて株式会社エアラボの吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA"サーキュラ"」を全館で導入し、IoTを活用するだけでなく、本施設をご利用いただく全ての方が快適に、また安心・安全に過ごしていただけるような設備を備えました。