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妻が子連れで家出したことを打ち明けたら飛び出した、同僚のとんでもない一言
主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、59.1万人(2022年7月現在)のフォロワーがいる、ちなきちさん。今までは主にご自身の実体験を中心に漫画を作成していたそうですが、多くの方から「私もこんな怖い体験をしました!」「ぜひエピソードを漫画化してほしい!」という意見があり、現在はエピソードを公募し、漫画化したものを投稿しています。
【漫画】妻の家出を伝えたら同僚が言った「とんでもない一言」とは
その中でも反響を呼んでいるのが、子どもを連れて出て行った妻と、原因に全く心当たりがない夫の夫婦のすれ違いの実話を元にした作品『僕と帰ってこない妻』。インスタグラムに投稿するたびに多くのコメントが寄せられています。
ごくごく普通の夫婦に起きたすれ違いを描いたエッセイ漫画『僕と帰ってこない妻』。主人公の和樹は「家族サービス」をしっかりするという自称イクメン夫。
誰もが羨む円満な夫婦関係だったはずなのに、ある日突然「書置き」を残して妻・雪穂と子供が出ていってしまいます。思えば雪穂と和樹の関係性に変化があったのは、雪穂の妊娠が判明したときからでした。
雪穂が「切迫流産」と診断されたことで、退職を余儀なくされ、それをきっかけに会社で評価を得ようと奮闘する和樹。プライベートでも関係を築くことで上司からの評判も上げていきます。一方で、子育てに対しては意欲的になれず、結局、検診に参加もせず、両親学級も参加しないまま、雪穂の里帰りの時を迎えます。
そして時は流れ、雪穂は無事に出産。出産には立ち会わなかった和樹ですが、雪穂の母親から「産後は心身共にボロボロになるから、和樹さんだけは味方でいて」とお願いされていました。
しかし、和樹はその言葉をすっかり忘れ、結果的に雪穂は家を出て行ってしまったのでした。「味方になるどころか、むしろ苦しめていた」そのことにやっと和樹は気が付いたのです。
出ていった妻は「とんでもない嫁」?
妻の雪穂が子どもと出ていってしまったことで、過去を振り返っていた和樹。ようやく自分が、出産前後、雪穂にまったく寄り添えていなかったことに気がつきます。そして現在……職場の休憩時間に、和樹は自分で作ったラップおにぎりを持参していました。
以前は雪穂手作りの「愛妻弁当」を持ってきていたのに、最近持ってきていないことを同期に指摘され、ついに和樹は妻の家出を打ち明けます。
すると同僚はなぜか雪穂のことを悪く言い始めたのです。
これにはインスタグラムのコメント欄に避難が殺到! 雪穂が「出て行く」という決断をするまでに何があったかも知らないのに、憶測で好き勝手に言う同僚は、さすがにありえませんよね。
「和樹の職場には、まともな人がいないのか!」と悲鳴のようなコメントが多かったです。また、和樹の言い方が「出ていかれちゃって」と被害者意識が高い、という指摘も。この職場の男性たちはみんな自己中心的で、女性目線(妻目線)に立てていないというのが問題ですよね。
事情も知らずに奥さんが悪い、出て行く自分勝手な人間だ……と決めつけるような発言はさすがにイラっときてしまいますよね。
この同僚の発言に対して和樹はどう反応するのでしょうか。後編【子連れで家出した妻を「とんでもない嫁」という同僚が、「妻は帰ってくる」と断言する理由】に続きます。