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 滋賀県警草津署と湖南広域消防局西消防署(滋賀県草津市)は、草津市の琵琶湖で釣り中に溺れた人を救助したとして、京都府内の男性キャンプ客計5人に感謝状を贈った。即席の連携プレーが功を奏し、男性にけがはなかった。

 草津署などによると、7月6日、釣りざおが流され、湖に入った男性(72)が約30メートル沖で溺れた。京都市山科区の飲食業岡井勝美さん(47)が警察に通報し、友人の京都府精華町の会社員森本雅夫さん(52)がごみ袋で浮袋を作った。近くにいた京都市伏見区の専門学校生上島尚也さん(19)と山科区のディスクジョッキー和田颯太さん(19)が湖に入り、森本さんの浮袋を男性に抱かせて救助した。宇治市の飲食店店員齋藤怜哉さん(20)も消防に通報した。

 草津署で27日にあった警察、消防の感謝状贈呈式には4人が出席した。和田さんは「救助された男性はとても焦っていたので『大丈夫』と声をかけた。助かってよかった」と話した。

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