日本酒「獺祭」売上高が最高更新へ、輸出と現地生産で海外成長加速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-01/RF54ZUDWLU6801
「山口の山奥の小さな酒蔵」旭酒造。「獺祭(だっさい)」のブランドで知られる創業74年の日本酒メーカーだ。同社の売上高は今期、過去最高となる150億円を超える見通しとなった。
うち半分程度は海外が占め、将来的にその割合は9割まで上昇する見込みという。国内マーケットが縮小する中、輸出と現地生産を両輪とする海外戦略で成長を加速させる。4代目蔵元の桜井一宏社長(45歳)に話を聞いた。

  旭酒造の海外増収をけん引するのは、中国を中心とするアジア市場だ。2021年9月期の輸出売上高70億円のうち、約50億円はアジア地域だった。
その他にも、フレンチシェフの故ジョエル・ロブション氏と共同でパリにレストランを出店するなど、獺祭は欧州や中東でも流通している。

  一方で、桜井社長に今後注力したいマーケットを問うと、米国と明言した。欧米の食文化に獺祭を浸透させていくために、米国は「まだまだ追求する、掘っていく市場」であると語った。

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