【速報】コロナ重症化の仕組み解明 千葉大病院 タンパク質の濃度上昇 入院判断や治療薬開発に期待
8/1(月) 14:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/636df66f1a8c27877440fa19cd6b0cd3b2198b8a

 千葉大学病院は1日、新型コロナウイルスの重症化メカニズムを解明したと
発表した。重症度が増すにつれ、タンパク質「ミルナイン」の濃度が高い傾向
にあることが判明。入院要否の判断や患者にミルナインの抗体を含む治療薬
を投与することで重症化防止に役立てられることが期待される。

 千葉大病院や千葉大大学院など11施設が研究に参加。国際医学雑誌
「Proceeding of the National Academy of Sciences」オンライン版に研究成
果が掲載された。

 研究では、死亡したコロナ患者の肺血管内にできた血栓に多量のミルナイン
が付着していることを確認。コロナ患者123人を対象に入院時の血液を分析し、
ミルナイン濃度と重症度、その後の入院日数に相関関係があることが分かった。