安倍晋三首相は6日の衆院本会議で、民主党の岡田克也代表が平成27年度補正予算案を「バラマキ」「選挙対策」などと批判したことに対し、「バラマキには当たらない。選挙対策というのは全く的はずれだ」と反論した。

岡田氏は補正予算案に盛り込まれた低所得の高齢者1人につき一律3万円を配る臨時給付金を「国民の税金を使ったバラマキの選挙対策だ」と発言した。

 これに対し首相は、平成26年に当時の民主党の海江田万里代表が党首討論で同種の給付金を「財源を見つけて行うべきだ」と発言していたと主張し、「天に向かってつばどころか、天に対してブーメランを投げているようなものだ」とこきおろした。
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