90年前、1932年の「五・一五事件」では、「話せばわかる」と民主主義の原則を貫徹しようとした犬養毅首相を青年将校たちが撃ち殺した。

戦後、このような暴力至上主義は徹底的に批判され、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)もそれを後押しした。

その代わり、日本を二度と反抗できない国にするための教育が徹底的に行われた。

安倍氏はそのような状況に対して「美しい国、日本」をスローガンにした。日本人が「自虐教育」の洗脳から解放され、誇りを取り戻すことに尽力したのだ。

9月27日の日本武道館における国葬が決定した背景には、世界中の国々の首脳たちの弔意を表したいという強い希望がある。実際、7月12日に増上寺で執り行われた葬儀の際には、259カ国・地域から1700件もの弔意が伝えられた。

世界の人々の心に強く残る存在となった安倍氏が懸命に戦ってきたのが、自虐教育によって日本を駄目にしようとする勢力、要するに「アベノセイダーズ」である。

彼らは「日本人が誇りを取り戻し、世界の中で正当に評価される」ことに我慢がならないのだ。そして、聞くに堪えない、品性のかけらもない暴力的な言葉で、安倍氏を引きずり下ろすことに熱狂した。https://news.yahoo.co.jp/articles/26a223d78fc50071323c4f9c01f5cfe1d7e17d38