医療関係者などおよそ900人が参加して開かれた、東京iCDCの新型コロナウイルス後遺症セミナー。 その中で、後遺症外来で知られる「ヒラハタクリニック」の平畑光一院長は、後遺症について、倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下など14の症状を挙げた。

そして「いろんな症状が出たり消えたりするので“もぐらたたき”と呼ばれています」と付け加えた。

また、実際に確認された”後遺症”として、●入浴すると1日寝込む ●1時間の散歩の翌日から3日間、ほぼ寝たきりになった ●ドライヤーを持っていられない ●体のあちこちが痛むのに検査で異常が出ない ●3メートルを小走りしただけで1週間足が痛む、などを紹介。

後遺症として、倦怠感、気分の落ち込みなど14の症状が挙げられている(画像はイメージ)この記事の画像(4枚)

さらに、近所への買い物といった「軽い作業」、パートナーとのケンカなどによる「ストレス」にも注意が必要とのこと。その直後は「無症状」だったにもかかわらず、5時間~18時間後に「急激にだるくなる」こともあるという。 

https://www.fnn.jp/articles/-/396867