岡山県美咲町は、DV被害を訴えている男性の現住所が記された戸籍付票の写しを、加害者とされる男性の妻に誤って発行していたと発表しました。
岡山・美咲町役場
美咲町によりますと、男性は2022年1月、「DV等支援措置」に基づき住民票などの交付の制限を求める申し出をしていました。
7月11日、男性の妻が役場を訪れ、戸籍付票の写しの交付を申請しました。
その際、事務処理をする端末に発行を制限する警告文が表示されましたが、職員が内容を十分に確認しないまま発行し、男性の妻に交付しました。
職員は直後にミスに気づき、交付できない理由を説明して回収したということです。
男性の妻が男性の現住所を見た可能性が高く、町は男性に謝罪しました。
美咲町の青野高陽町長は「組織内でのチェック体制をさらに強化し、再発防止に全力で努めていく」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/644494991c85aa12584d7c9d26b45ccb61d1c707