クロス・マーケティングは8月1日、「新型コロナウイルス生活影響度調査」の結果を発表した。調査は7月22日~24日、全国の20~69歳の男女2,500名(各年代500名)を対象にインターネットで行われた。

新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度は、「直近1週間の不安度」は16p増の43%、「将来に対する不安度」は8p増の50%、「直近1週間のストレス度」は2p増の42%という結果に。いずれも先月から増加に転じ、特に「直近1週間の不安度」は顕著に高く、項目別にみると、「重症患者増加による病床逼迫」「自分が感染する」に対する不安が10p以上も増加した。

また、ワクチンの接種状況については、62%が3回接種しており、うち61%が「4回目を接種したい」と回答。しかしながら、2回接種した人(17%)に3回目の接種意向を聞くと、「摂取したい」と回答した人は30%にとどまった。

次に、食生活の困りごとを尋ねたところ、「食材や食品の値上げ」(41%)が突出して高く、次いで「献立を考えることが面倒」「片付けが面倒」(ともに23%)、「コロナの影響で外食がしにくい」(20%)と続いた。

また、値上げの影響を受けて「外食が減った」人は32%、「買い物頻度が減った」人は23%という結果に。買い控えした食品は、「野菜」「菓子類」「果物」「肉・肉加工品」「パン」が多く、買い控えした食品の平均個数は3.1個となった。

次に、熱中症が懸念される季節のなか、外でのマスク着用意識について調べたところ、「外さない」が76%を占め、過去3か月を見ても、感染者数の多い7月は「外さない」が増加する結果に。
また、外でマスクを着用すべき子どもの年齢を聞くと、小学生以上で6割超え、5~6歳でもマスクを着用すべきは38%におよぶなど、いずれの年齢も前月に比べて増加した。

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