きょう午後、福津市にある神戸山口組系の暴力団事務所に乗用車が突っ込み、警察は、現場にいた自称暴力団員ら２人を建造物損壊の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、きょう午後１時すぎ、福津市中央にある指定暴力団、神戸山口組系の暴力団事務所となっている住宅に普通乗用車が突っ込み、コンクリート製の塀などの一部が壊れました。
けがをした人はいませんでした。
通報を受けて現場に駆けつけたところ、車のそばにいた２人組が車で突っ込んだことを認めたため建造物損壊の疑いでその場で逮捕したということです。
逮捕されたのは、いずれも自称で、住所不定、暴力団員の石川弘樹容疑者（３４）と佐賀県唐津市の無職熊本浩佑容疑者（３６）です。
警察によりますと調べに対し、石川容疑者は「対立する組であり、功績をあげたかった」などと供述して容疑を認め、熊本容疑者は「何も言いたくない」と話しているということです。
警察は、供述の内容などから暴力団どうしの対立抗争が背景にある可能性もあるとして、事件のいきさつを詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220801/5010016695.html
