
アジア歴訪中のペロシ米下院議長は2日夜、台湾に到着する見通しだ。副大統領に次いで大統領継承順位2位の現職の下院議長による訪問が実現すれば、1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなる。
台湾を領土の一部と見なす中国は議長訪台の場合、軍事行動も辞さぬ構えを示している。
台湾紙の自由時報は、ペロシ氏が現地時間午後10時20分(日本時間同11時20分)に台北松山空港に到着する見通しだと、情報源を明かさずに伝えた。
台湾外交部(外務省)の欧江安報道官は2日の定例記者会見で、ペロシ氏訪台を巡る臆測にはコメントできないと述べた。「台湾への理解を深め支持を示すために訪れる外国人を常に歓迎する」とも話した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-02/RFZ67LDWX2PT01