補助金目当てに移住を繰り返す「ヤバい移住者」。住民ら怒りの本音

 地方創生の一環として近年活発な大都市から地方への移住。だが、人口を増やしたいがあまり、補助金を大盤振る舞いしている自治体も目立つ。誰彼構わず受け入れた結果、全国に「ヤバい移住者」たちが散らばり始めている――。

補助金目当てに移住を繰り返してさすらう人々

「過疎化しているからといってむやみに移住者に対して補助金を出していると、ウチみたいなことになりますよ」

 そう話すのは、島根県某市の市役所職員Aさんだ。

「移住相談の電話は、『そちらはどんな補助金がありますか?』ばかりです。ほかの自治体もそうですが、ウチの補助金は住み始めてから2年間までなど、期間が限定されているんですよ。つまり、ほかの自治体で補助金が出る期間を終えた人間が、新たな補助金を求めてやってくるんです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb85d957cac25cac115b6228df9c19450807fc1d