“韓国のトランプ”が失言?「低学歴・低所得層は与党を支持」=韓国ネットは賛否

2022年7月29日、韓国・YTNによると、歯に衣着せぬ発言で「韓国のトランプ」とも呼ばれる最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)議員が
「低学歴、低所得層に『(与党)国民の力』の支持者が多い」と発言し物議を醸している。

李議員は29日午後、朴賛大(パク・チャンデ)議員と出演したYouTubeの生配信でこのように述べ、
「高学歴、高所得者、いわゆる金持ちと言われる層には、自分たち(共に民主党)の支持者のほうが多い」「残念な現実だが、メディア環境のせいだ」と指摘したという。

また、「金持ちと、中産層はなく庶民ばかりという社会構造になったため、共に民主党は庶民中産層ではなく進歩的大衆政党を目指すべきだとの声が多い」と説明。
「金持ちを排除する必要はない。調和して暮らすという点で考えると、税金を多く納める金持ちを尊重する社会になるべきではないか」と主張したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「自分は高学歴だが、あなたのことは大嫌いだ」「嫌な発言をする人だな」「いくら何でも言い過ぎじゃないか」
「自分の周辺の裕福な人たちは尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を支持しているが、どこの国の話をしてるんだ?」
「じゃあ江南(カンナム)に住む人はみんな自分を支持しているとでも?裕福か否かに関係なく、常識人ならあなたを支持などしない」などの批判の声が寄せられている。

一方で、「気分が悪いが言ってることは事実だ」「確かに、低所得層が『国民の力』を支持してるのは理解できない」「低学力、低所得層を侮辱しているのではなく、
低所得者のための政策を掲げる進歩政党を低所得層が支持しておらず、高所得者のための政策を掲げる保守政党を支持していることは残念だ、と言ってるんだよ。
記事の書き方がおかしい」「『国民の力』の支持者は2種類に分けられる。高学歴高所得の最上位層と、低学力低所得の最下位層だ。
前者は納税を減らして財産を守りたいから支持している。後者はただ無知だから扇動されている」など、発言内容を認める声や、記事への批判のコメントも上がっている。

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_898613/