自民党の青山繁晴参院議員は3日、同党と旧統一教会との関係について「(教団の支援を受けて)選ばれた人たちに聞くべきだ。国会議員なのだから」と述べた。国会内で毎日新聞などの取材に答えた。青山氏は自身のブログで、党の「派閥の長」から参院選前に「各業界団体の票だけでは足りない議員については、旧統一教会が認めてくれれば、その票を割り振ることがある」と説明されたと明かしている。

 青山氏は7月18日付のブログで、同僚議員から「所属する派閥の長から、旧統一教会の選挙の支援を受けるようにと指示されたが、断った。そのため派閥の長は、その分の票を別の議員に割り振ったようだ」と明かされたと紹介。青山氏自ら派閥の長に面会し、旧統一教会による支援が一般有権者に明らかにされていないのは問題だと指摘し、関係見直しを求めたが、「派閥の長は具体的に答えなかった」という。

 青山氏は3日、「派閥の長」が誰を指すのかについては明らかにしなかった。「僕自身は、いかなる団体の支援も受けていない」とも語った。【李舜】

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