4日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、自民党の下村博文前政調会長がこの日、自身が文部科学相を務めていた2015年当時、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名称変更申請を文化庁が認めたことについて「今となれば責任を感じる」と述べたことを速報した。

 下村氏が「当時は名称変更もほとんど報道されなかった。名前が変わることによって信者や国民に迷惑をかけることは想像できない話だ」と釈明したことなどについて、コメンテーターで出演の元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏は「状況証拠では、政治行政が利益供与等々でねじ曲げられたと見られる。外形的に見ればですよ」と発言。

 その上で「これをエビデンス、証拠を出して訴えましょう、裁判しましょうというのは無理だと思う。状況証拠としては『疑問が残るよね、やっぱり、統一教会とのつながりがこうして行政をねじ曲げたんじゃないかな?』って、その段階で終わるんですよ。一歩進めて誰かが告発して、捜査進みますか? 地検が動きますかね、これ?」と疑問を呈した。

 さらに「僕は下村さんとか統一教会の肩を持っているわけじゃないですよ。客観的に見て、状況証拠は怪しいけれども、これは逮捕、摘発、あるいは統一教会の解散とか、そういったところには結びつかないだろうなというのが、僕の正直な感想です」と続けた。

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