77年前と同じ過ちを繰り返させないように-。
ウクライナに侵攻したロシアの「核の脅威」にさらされ、中国や北朝鮮の核戦力増強が日本の安全保障を脅かす中、広島出身で被爆3世の女性が現実認識を欠く観念論的な平和主義からの脱却を訴えている。核抑止力の拡大こそ戦争被爆国の責務だという。

女性は、都内在住の橋本琴絵さん(33)。会社員として勤務する傍ら、月刊誌などで著述活動をしており、今夏に「被爆三世だから言う 日本は核武装せよ!」(ワック社)を上梓(じょうし)した。

昭和20年8月6日、祖母が広島で入市被爆。生前、日本が原爆を投下されたのは「新型爆弾を持っていなかったから」と話していたのを覚えている。

https://www.sankei.com/article/20220804-XPB5MO4YQBNRNOHH4YTNTUPURY/