元徴用工訴訟を巡る日本企業資産の「現金化」が迫るなか、
日本年金機構が年金加入を確認した人に「99円」を支払ったことへ支援団体が猛反発です。

韓国の元徴用工支援団体「日帝強制動員市民会」によりますと、
日本年金機構が年金番号を控えていた元徴用工とされる女性に、
厚生年金への加入事実が確認されたとして脱退手当金99円を支払ったということです。

支援団体は4日に会見し、この金額は当時支払われるべき金額で現在との貨幣価値の差を考慮していないとして、
「悪質な愚弄(ぐろう)で弱いものを踏み潰す日本の本当の姿だ」などと反発しました。

た団体は、こうした事態を招いたのは日韓関係改善を急ぐ「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の態度に問題がある」などと主張しています。

元徴用工を巡っては、韓国政府が主催する現金化回避のための方策を協議する「官民協議会」に
原告側弁護士らが今後参加しないと発表するなど、韓国内で対立が深まっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c74729e6bd4ea1a2fd8d6620c12aa917d5942837