サムスン電子、ベトナム工場で生産削減 世界的な消費低迷で

[タイグエン(ベトナム) 4日 ロイター] -
韓国のサムスン電子がベトナムのスマートフォン工場で生産を削減している。
世界的な個人消費低迷を受けて在庫が増加していることが背景。
現地の従業員が明らかにした。
「週3日のみ勤務することになった。一部の生産ラインは従来の週6日勤務から週4日勤務への調整を進めている」

残業もなく、新型コロナウイルスが猛威を振るっていた昨年同時期のほうが、仕事が多かったという。
調査会社ガートナーは、今年の世界のスマートフォン出荷が消費低迷と中国の販売急減を背景に6%減少すると予想している。

別の従業員は「先月は給料が半分になった。週4日だけ働いて、残りは何もしなかったからだ」と語った。

https://jp.reuters.com/article/vietnam-samsung-idJPKBN2PA0WI